角が立たない紹介案件の断り方｜転職ならジョブチェン！

角が立たない紹介案件の断り方

■紹介された案件は断れる？

転職エージェントでは、担当者が転職希望者のキャリアやスキル、現在の状況、希望の条件などをヒアリングして、条件に合った求人を紹介してくれます。

しかし現実は、希望に100%マッチする求人ばかりではありません。

転職エージェントの担当者は、転職希望者のキャリアや希望を十分に考慮した上で、できるだけ条件に近い案件を紹介してくれます。

しかし、ヒアリングが不十分で、担当者が転職希望者の希望をきちんと把握できていない場合や、提示した条件が転職希望者の市場価値から大きく外れている場合などでは、希望とは異なる求人を紹介されることがあります。

その転職希望者にとって、その案件がマッチしているという合理的な理由があって、転職希望者がそれに納得できるなら、応募してみる価値はありますが、そうでない場合は、その案件ははっきり断った方が良いでしょう。

転職するのは、あくまでも自分です。
転職エージェントに気を遣って、希望に沿わない案件に応募する必要はありません。

ただし、断り方には注意しましょう。
転職エージェントは良かれと思ってその案件を紹介しているので、失礼な断り方をしてしまうと、担当者の気分を害し、その後の関係が悪くなってしまうことがあります。

■転職成功に繋がる上手な断り方

ポイントは、丁寧な姿勢で、はっきりと断ることです。
紹介された求人案件を断るときは、まず、その案件のどの部分が妥協できないのかを詳しく説明しましょう。

このとき、自分の希望をもう一度きちんと伝え、担当者に理解してもらって、次に繋げることが重要です。
きちんと希望が伝わっていないと、次も同じように、条件に合わない案件を紹介されてしまい、自分にも担当者にも無駄な手間がかかることになってしまいます。

また、たとえ希望に合わない案件であったとしても、紹介してくれたことに対するお礼の気持ちも忘れないようにしましょう。

具体的には、次のようになります。

例：メールでお断りする場合

『お世話になっております。
この度は、求人案件のご紹介を頂き、ありがとうございます。
せっかくのご紹介ですが、勤務地は横浜近郊を希望しておりますので、本案件は辞退させていただきます。
勤務地は、横浜市内を希望しておりますが、川崎市までであれば対応可能です。
今回ご紹介いただいた案件は、勤務地以外はほぼ希望に合致していますので、このような案件がございましたら、引き続きご紹介いただけると幸いです。
宜しくお願い致します』

以上、『角が立たない紹介案件の断り方』でした。