■年齢というハンデ
一般に、中途採用は、若い人ほど有利になる傾向があります。
企業側からすれば、採用活動には多大なコストがかかります。
定年まであと数年という人を雇用しても、またすぐに次を探さなければならないので、「長期勤続によるキャリア形成を図る観点から」という名目で、求人に年齢制限を設けている企業もあります。
特別なスキルを持った人であれば別ですが、一般的に中高年に対するニーズは低く、中高年の転職活動は厳しい状況になることが多いでしょう。
ですが、悲観的になる必要はありません。
中途採用の求人を出している企業には、熟練の経験者を求めている企業がたくさんあります。
中高年ならではの、長年のキャリアや経験を十分に生かせば、転職に成功することは決して不可能ではありません。
■中高年の転職の可能性を広げるのは
中高年の転職では、若年者の転職活動とは違った観点を持つ必要があります。
若年者はたとえ未経験でも、やる気と若さでカバーできますが、中高年はこれまでのキャリアを生かす方向で転職活動を進めなければなりません。
そんな中高年の転職活動の強い味方となるのが、転職エージェントです。
転職エージェントでは、転職希望者のキャリアの棚卸をし、条件に見合った求人を紹介してくれます。
中高年向けの求人案件は、転職サイトには、ほとんど出ていません。
例えば、40~50代の管理職をターゲットにした、いわゆるエグゼクティブ・ハイクラス向けの求人は常に一定数存在していますが、このような求人は、非公開で募集されることも多く、その大部分を転職エージェントが握っています。
自分はエグゼクティブな人材ではなく、平凡なキャリアしかないので、ハイクラス向けの案件なんてとても無理だと思うかもしれません。
また、転職エージェントの若いCAに相談するのは、気が引けるという人もいると思います。
特に、ハイクラス向け案件を売りにしている転職エージェントに対しては、余計に引け目を感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、そういった転職エージェントでは、担当も熟練のCAになることも多いですし、求人案件の質も高い場合が多いです。
確かに、年下の転職エージェントの意見を素直に聞き入れるのは、抵抗がありますが、転職に成功したいのであれば、年齢など気にせず、CAの言葉を柔軟に受け入れる姿勢が大事です。
中高年の転職活動は「情報が命」です。
中高年向けの求人案件は、若年者向けのものよりも圧倒的に少ないので、より多くの情報を得て選択肢を広げられるよう、複数の転職エージェントを利用しましょう。
また、転職エージェントの中には、転職の難易度の観点から、経験や専門性を考慮せず、年齢だけで判断して、中高年を相手にしないところもあります。
このような場合は、自分の経歴やスキルに合った、その分野に特化した転職エージェントや、中高年の転職支援に特化した転職エージェントを利用すると良いでしょう。
以上、『中高年こそ転職エージェントが必須』でした。
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