ハイスペックな人ほど転職エージェントが有効！

■自分で転職できるからエージェントは不要？

転職エージェントは、転職希望者が求人を出している企業に入社してはじめて、報酬が得られます。
その報酬額は、転職後の年収の約30%なので、転職後の年収が高ければ高いほど、転職エージェントの利益は上がります。

そのため、転職エージェントでは、高い報酬に繋がりやすい優秀な人材には、ハイクラスの求人が優先的に紹介されます。
従って、ハイスペックな人材ほど、転職エージェントを利用することで、希望通りの転職が成功しやすくなります。

しかし、優秀な人材の多くは、転職エージェントに頼らなくても、自分で内定を勝ち取れるからと言って、自分で転職活動をしたがります。

確かに、特別なスキルや、豊富な知識、立派な経歴を持っている人は、転職エージェントを利用せず、自力で転職活動をしても、採用される可能性は高いでしょう。

しかし、メリット⑥求人数が多い！の中でも説明したように、転職サイトなどに公開されている求人はごく一部であり、全求人の2割程度とも言われています。
転職エージェントを利用しない場合は、この約2割の求人しか、知ることができません。

■より良い転職の機会を失っている！

全求人のごく一部である公開求人でも、自分にとって最も適した仕事が見つかることもあるでしょう。

しかし、なぜ？非公開求人の裏側の中で説明したとおり、人気の企業や求人には、応募者が殺到する可能性が高く、そのような求人は、効率的に採用活動を行うため、転職エージェントの非公開求人として出される場合がほとんどです。

転職エージェントを使わないということは、このような非公開求人に出会う機会を失うことです。
その結果、転職の選択肢を狭めてしまうことになります。
より良い転職ができる可能性を広げるためには、転職エージェントを積極的に利用しましょう。

また、転職エージェントの賢い使い方で説明するように、転職に成功する人は平均4.2社の転職エージェントを併用しています。
ハイクラスの求人は、転職エージェント会社を1つに絞って出している場合もあるので、複数の転職エージェントに登録し、広く情報を集めましょう。

以上、『ハイスペックな人ほど転職エージェントが有効！』でした。