■内定辞退と入社前辞退はまったく別物
内定辞退に遠慮はいらないでは、内定辞退についてお話ししましたが、それと似て非なるものに、『入社前辞退』というものがあります。
入社前辞退とは、内定を承諾したにも関わらず、入社前に辞退することです。
辞退する時期が違うだけで、同じようなものだと思う人もいるかもしれませんが、内定辞退と入社前辞退は、まったくの別物です。
内定を承諾するということは、入社を確約するということです。
企業は、内定者の入社意思を確認した後、新しい労働者の雇用に向けて、デスクやパソコン、名刺などの設備や備品を用意したり、その労働力を考慮した人事異動計画や、業務の予定を立てたりします。
つまり、内定を承諾した後に辞退されると、これらの設備が無駄になったり、業務が予定通り進められないことになり、企業に損害を与えてしまうことがあります。
その結果、転職エージェントはその企業からの信用を失い、今後の取引がなくなるだけでなく、企業が被った損害額によっては、損害賠償を請求される場合もあります。
ごくまれなケースですが、この損害賠償は、転職エージェントだけでなく、入社前辞退をした人にまで及ぶこともあります。
どうしても入社できない理由があって辞退せざるを得ない場合は、このようなリスクがあることを覚悟した上で、誠意を持ってできるだけ早く辞退を申し出てください。
また、そのような事態に陥らないために、内定が出たら、自らの入社意思をしっかりと確認してから、返事をするようにしましょう。
以上、『入社前辞退は絶対にNG!』でした。
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