メリット⑥求人数が多い!の中でも説明しましたが、転職エージェントはたくさんの非公開求人を持っています。
転職エージェント会社にもよりますが、転職エージェントが持つ求人数の70~90%が非公開求人です。
では、非公開求人は、なぜ非公開なのでしょうか?
それは、単純に企業が公開を望まないからです。
転職エージェントでは、担当者が転職希望者のキャリアや希望をヒアリングし、企業と転職希望者の条件がマッチしている場合に、求人を紹介します。
つまり、企業の採用基準に合う特定の人以外には、求人情報を伏せることができます。
転職エージェント側としては、転職希望者に非公開求人を利用してもらった方が、直接応募される可能性がなくなり、報酬に繋がりやすいので、求人を非公開にすることは、企業と転職エージェントの利害が一致しているとも言えます。
■そもそも、なぜ公開したくないの?
企業が求人を公開しない一番の目的は、企業が採用基準に満たない人の応募や、人気求人への応募の殺到を避け、効率的に採用活動を行うためです。
企業が高い採用コストをかけて、転職エージェントを利用するのは、あらかじめ条件に合わない人や能力の低い人をスクリーニングにかけてほしいからという理由が大半です。
いうならば、募集~一次選考までの採用活動の第一段階を、転職エージェントに外注しているようなものです。
非公開にする理由はその他にも、新規のプロジェクトの立ち上げに伴う増員や、役員の募集など、事業戦略や経営戦略に直結しているため極秘で人員を募集したい場合や、今すぐではないが、良い人がいれば採用したいという場合などがあります。
以上、『なぜ?非公開求人の裏側』でした。
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