この質問は、女性に対して聞かれる質問です。
特に、以前結婚や出産を機に退職した人に対して、多く見られる質問です。
また、未婚女性に対しても、類似の質問として、『結婚しても続けられますか?』といったものがあります。
男女差別やセクハラが問題視される現在、そういったことに敏感な企業はこの質問を避ける傾向にありますが、それでもまだ質問する企業も多い、定番の質問です。
■この質問の意図は?
何度も言いますが、企業が最も採用したくない人は「すぐに辞める人」です。
女性の場合、結婚や出産などを機に仕事を辞めることも少なくありません。
また、女性の社会進出も増え、共働きの夫婦では家事の分担も浸透してきてはいますが、やはりまだまだ女性の方が家事を担う割合が高いのが現状です。
従って、女性を採用する場合は、本人の働く意欲と、周りの環境(仕事に対する理解、協力など)が十分にあるかどうかを確認する必要があります。
そこで、面接官はこの質問で「長く勤められる意思と環境がある人かどうか」を判断します。
■具体的に、何を答えれば良い?
この質問に対する回答のポイントは、面接の時点で「辞めそうだな」と思われないようにすることです。
例えば、「たぶん大丈夫だと思います」といった、曖昧な回答では、面接官の不安を拭いきれず、採用をためらってしまいます。
もちろん、将来的に、家事や出産その他の事情により、仕事が続けられなくなることはあります。
しかし、少なくとも現時点(面接の時点)では、辞めるつもりはないということをアピールしなくてはなりません。
「両立できるかどうか」は未来のことなのではっきりと保証できませんが、「両立したいという意思はある」と伝えることはできます。
将来の仕事に対するビジョンに多少の迷いがあっても、今の時点では「働きたい」と思って転職活動をしているのですから、自信を持って答えましょう。
この質問では、次のような構成で回答すると良いでしょう。
①仕事に対する意欲、長く勤めたいという強い思い
②それが可能となる根拠(周りの協力など)
具体的には、次のような回答になります。
例:『仕事と家庭の両立はできますか?』(既婚者の場合)
夫や周囲の人の理解を得ていて、協力を得られることをアピールしましょう。
「はい、大丈夫です。
私は、家庭に入って家族のために働くよりも、外に出て社会のために働きたいと思っています。
夫も、私が働くことを望んでいますし、私が仕事を長く続けられるように、家事の分担にも同意してくれています。
家族の十分な理解と協力があれば、仕事と家庭の両立は可能だと考えております」
例:『結婚しても続けられますか?』(未婚者の場合)
未婚の人は、仕事に対する熱意があり、結婚しても辞めない旨を伝えましょう。
「現在、具体的な結婚の予定はありませんが、私は働くことが好きなので、結婚後も仕事を続けたいと思っております。
将来、結婚するにあたっては、仕事に理解のあるパートナーを見つけたいと思っています」
以上、『仕事と家庭の両立はできますか?』でした。
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