面接が行われる部屋に先に通され、面接官が後から入ってくる場合に、多くの人が悩むのが、立ったまま待つか、座って待つか、座るとしたらどこに座るか、ということではないでしょうか。
礼節を重んじる日本では、ビジネスマナーの一つとして、座る位置一つにも気を配らなくてはいけません。
そこで注意しなくてはならないのが「上座」と「下座」です。
一般的に、上座は部屋の出入り口から遠い席を、下座は部屋の出入り口に近い席を指します。
また、長いソファーと一人掛けの椅子がある場合は、長いソファーが上座、一人掛けの椅子が下座です。
まれに、景観が良いなどの理由から、入り口に近い位置に長いソファーがある場合があります。
この場合は、長いソファーの方(入り口側)が上座、奥の一人掛けの椅子が下座になります。
基本的には、座る位置に対して指示があればそれに従い、なければ下座で立って待つのが無難でしょう。
ただし、応募する会社によって応募者に対する考え方が違う場合もあり、「応募者=客=上座に座らせる」というところもあります。
その場合は、席の移動を促されますので、その指示に従ってください。
具体的には、次のようになります。
●「こちらでお待ちください」と言って部屋に通された場合
→下座の近くで立って待ちます。
●「お掛けになってお待ちください」と言われた場合
→「ありがとうございます、失礼致します」と言って下座に座ります。
●椅子を指定して「こちらに掛けてお待ちください」と言われた場合
→「ありがとうございます、失礼致します」と言って上座・下座に関わらず指定された席に座ります。
●下座に座っていて、後から来た面接官に上座を勧められた場合
→「失礼致します」と言って指定された席に座り直します。
注意していただきたいのは、どの場合も面接官が来たら即座に立ち上がって挨拶をするということです。
下座に座っている場合、入り口のドアに背を向けるような形になっていることも多いので、いつ面接官が入ってきてもすぐに反応できるように、入り口に意識を向け、心の準備をしておきましょう。
以上、『上座?下座?』でした。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます!
⇒『これで完璧!転職のすべて』
日本最大級の転職ノウハウサイト!
転職に役立つノウハウが全200コンテンツ以上!
転職成功へのロードマップはコチラから ▶▶
▼▼ 転職ならジョブチェン!の公式Twitter! クイズに答えて転職レベルをアップ! ▼▼
@TENSHOKU_KIZOKU からのツイートCopyright© 2012-2019 転職ならジョブチェン! All Rights Reserved.