多くの人が「面接で緊張し過ぎて失敗した!」という経験を持っています。
面接に緊張はつきものですが、この『緊張』にはどのように対処すれば良いのでしょうか。
■緊張しても大丈夫
多くの人が、「面接での緊張が失敗に繋がる」と考えています。
そのため、緊張しないようにするにはどうしたらよいかと苦悩します。
ですが、「緊張=失敗=不採用」という思い込みがそもそも間違いであり、この思い込みこそが、「緊張が失敗に繋がる原因」なのです。
この思い込みがある限り、「失敗したくない=緊張してはいけない」という考えが浮かんできます。
潜在意識は否定形が苦手です。
「ピンクの象を思い浮かべないでください」と言われたときに、ピンクの象を思い浮かべてしまうのと同じように、「緊張してはいけない」と思えば思うほど、余計に緊張してしまいます。
ですので、まずは「緊張=失敗=不採用」という思い込みを捨ててください。
企業は「面接が上手なだけの人」ではなく「その企業に必要な人」を探しています。
その企業に必要かどうかと、面接で緊張しているかどうかは関係ありません。
人生を左右する転職の面接で緊張するのは当然です。
むしろ、面接で緊張しないほうが珍しいので、面接官にとっては、緊張感のない人のほうが信用なりません。
適度な緊張感は、真剣さや熱意の表れであり、好印象に繋がります。
ですので、多少緊張してしまっても、何も問題はありません。
■過度に緊張しない方法
適度な緊張感は必要ですが、問題なのは、過度に緊張してしまう場合です。
過度に緊張してしまうと、言いたいことがきちんと伝わらなかったり、プレッシャーに弱く頼りない印象を与えてしまいます。
過度に緊張しないための一番の方法は、事前にしっかりと準備し、練習しておくことです。
面接の準備がしっかりと整っていると、自信が持てるようになり、緊張しなくなります。
また、話したい・伝えたいことのイメージが頭の中ではっきりしていれば、多少緊張して言葉に詰まったとしても、すぐに整理して埋め合わせることができます。
そのためにも、とにかくしっかりと面接の練習をしましょう。
練習のポイントは、台本を作って一言一句丸暗記するのではなく、伝えたいポイントだけを覚えて、自分の言葉で上手く繋いで自然に喋れるようにすることです。
ただし、しっかり練習をしていても、慣れない面接では、必要以上に緊張してしまうこともあります。
そこで、少しでも緊張を和らげる方法をいくつか挙げておきますので、面接で過度に緊張していると感じたら、実践してみてください。
①深呼吸する
腹式呼吸で、お腹の底からしっかりと深呼吸すると肩の力が抜けて緊張がほぐれます。
②面接直前に資料などを何度も見直さない
面接が始まるギリギリまで何度も面接対策資料を見直していると、頭が混乱して、余計に緊張することがあります。
それまでにしっかりと練習しておけば、大まかな内容はきちんと頭の中に入っているはずなので、面接の直前はなるべく資料などを見直さず、リラックスして過ごしましょう。
③笑顔を作る
緊張していると顔がこわばり、その緊張感が面接官にも伝わって身構えてしまいます。
笑顔を作ることによって、自分も面接官もリラックスすることができます。
面接前に、頬の筋肉を手でぎゅっと上に持ち上げてほぐすのも効果的です。
ただし、ニヤニヤ・ヘラヘラした笑顔は不真面目な印象を与えてしまうので、誠実でさわやかな笑顔を心がけましょう。
④「緊張して当たり前だ」と言い聞かせる
「面接は緊張して当たり前、むしろ堂々として緊張感に欠ける方が問題だ」と自分に言い聞かせることで、過度に緊張せず、適度な緊張感を保つことができます。
⑤面接官のチャームポイントを探す
面接官を自分と同じ「人間」と認識することで、緊張がほぐれることがあるので、何でも良いので面接官の特徴を見つけることです。
例えば、「ダンディ」「良い声」「まつ毛が長い」など、その面接官のチャームポイントを見つけると、親近感がわき、緊張が多少ほぐれます。
ただし、あまりジロジロ見つめないように気を付けてください。
⑥「緊張しています」と伝える
言葉に詰まるほど緊張してしまったときは、「申し訳ありませんが、今非常に緊張しているため、お聞き苦しいところもあるかと思いますが、ご容赦ください」というように、正直に伝えてみましょう。
緊張していることを面接官に伝えることによって、「これで緊張してもいいんだ」と思えるようになり、結果として緊張しなくなります。
⑦「面接」ではなく「会話」だと思う
面接だと思うから緊張するのです。
評価されていると思わず、取引先の人と会話をしている時を思い出して、面接官との「会話」を楽しむと良いでしょう。
⑧失敗を恐れない
人は失敗を恐れてしまうあまりに、緊張してしまいます。
「転職は縁だ、一生懸命話して不合格ならそれで仕方ない」
「この面接で失敗したからといって、命まで取られるわけじゃない」
と自分に言い聞かせることによって、緊張が和らぎます。
⑨こちらが企業を面接している気持ちで臨む
「この会社に入ったら、こういう人と一緒に仕事をするんだな」
「この企業の社員がどんな人たちか、こっちが逆に面接してやる」
というように、自分が企業を選ぶために面接しているという気持ちで臨むと、緊張しなくなります。
⑩緊張をほぐす「おまじない」を自分の中で作る
「こぶしをぎゅっと握る」「手のひらの真ん中のツボを押す」など、緊張がほぐれるようなおまじないを自分の中で作っておいて、面接前など緊張していると感じたときに実践しましょう。
ただし、面接中はあまり不自然な動きをしないように注意しましょう。
以上、『面接で緊張すると失敗に繋がる?』でした。
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