役員のタイプは2種類の中で説明したように、「話をするタイプ」の役員は、自分から積極的に話を進めるタイプの人です。
おおらかで話に感情を込めるフレンドリーな雰囲気の人で、雑談や笑顔のある和やかな面接になることが多いです。
このタイプの役員は、どちらかというと感情的に応募者を評価します。
会話自体を楽しみ、堅い雰囲気を嫌います。
自分の話を真剣に聞いてくれることを心地よく感じるので、気配りや楽しい会話ができる人に好感を持ちます。
特に、普段若い人と話す機会の少ない重役や、ワンマン社長に多いタイプです。
面接の内容よりも、話をした雰囲気がどうだったかを感情的に評価することが多いので、「なんとなく馬が合わない」という理由で不合格になることもあります。
話好きののほほんタイプ役員の攻略法は、相手の話を一言一句漏らさず誠実な態度で聞き、自分のアピールはよりポイントを絞って短く簡潔にまとめることです。
もちろん、このタイプでない面接官であっても、回答を簡潔にまとめる必要はありますが、このタイプの面接官が相手のときは、よりコンパクトな回答を心がけなければいけません。
役員の中には、面接ということを忘れ、会社のことや自分の武勇伝を一方的に語る人もいます。
そのときに、話を聞いていなかったり、話に割り込んで自己PRを始めたりすると、非常に評価が下がってしまいます。
「話をするタイプ」の人は、自分が話せない時間が長いとストレスを感じてしまいます。
相手に不快感を与えないように、自分の伝えたいことはタイミングに注意して簡潔に伝え、後は相手に気持ちよく喋らせるのが合格のカギです。
そのためには、相手の目を見て真剣に話を聞き、「はい」「そうなんですか」「へぇ~」等、少し大げさなくらいの相づちをうつと良いでしょう。
面接官の話に興味を持って聞いている姿が好印象を与えます。
ただし、一見和やかな雑談の中でも、人間性やマナーは見られているので、馴れ馴れしい印象にならないよう、礼儀をわきまえた態度を心がけましょう。
また、自分の意見に否定的な人を嫌うのも、このタイプの役員の特徴です。
質問の回答は否定から入らないの中で、面接官の質問に対して否定から入ってはいけないと説明しましたが、このタイプの役員の場合は、特に否定を避けなければなりません。
例えば、
面接官「少子化で若者向けの商品が売れなくなってねぇ。君の所もそうだったでしょ?」
×「いえ、私の会社は高齢者向けの商品にシフトしているので、ほとんど影響はありませんでした」
◎「はい、確かに少子高齢化の影響は受けました。
そのため、売り上げを分析し市場のニーズに応えられるよう工夫をしていました」
というように、相手の意見は否定せず、話を振られたタイミングで、簡潔に自分PRを挟みましょう。
以上、『話好きののほほんタイプ役員の攻略法』でした。
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