面接官には様々なタイプの人がいます。
新卒採用の場合や大企業の場合は、人の適性や能力を見抜くことが仕事というような、プロの面接官とも言える人事担当者もたくさんいます。
しかし、中途採用の場合、特に一次面接など初期の段階では、募集している部署の責任者によって面接が行われることも多く、面接官が人事担当者であるとは限りません。
また、人事担当者でも毎日のように面接をしている人もいれば、普段は総務関係の仕事が中心の人もいます。
現場担当者でも実力主義の人や、スキルよりもやる気を重視する人もいて、様々な人が面接官を務めます。
多種多様な面接官を想定して、どんな面接官にも好印象を与えられるように対策をするのは不可能です。
しかし、役員面接では当然、社長または役員が面接官を務めます。
ですので、どんな面接官が出てくるかわからない担当者面接よりも、面接官のタイプが絞りやすくなります。
役員面接では特に人間性や会社との相性を評価されるので、面接官のタイプを知ることにより、相手と波長を合わせやすくなり、良い雰囲気で面接を進めることができます。
面接官のタイプには様々な分類の仕方がありますが、役員面接に限って言えば、大きく分けて2つのタイプに分類することができます。
それは、「話を聞くタイプ」と「話をするタイプ」です。
「話を聞くタイプ」は、相手の話を聞くことで相手を知ろうとするタイプの人で、「話をするタイプ」は、自分から積極的に話を進めるタイプの人です。
もっと簡単に説明すると、「話を聞くタイプ」は事務的でバリバリ仕事をこなしそうな雰囲気の人で、「意見を求める質問攻めタイプ」という印象です。
反対に、「話をするタイプ」はおおらかで話に感情を込めるフレンドリーな雰囲気の人で、「話好きのおじさんタイプ」という印象です。
役員のタイプを見極めるには、面接が始まったときの雰囲気や相手の発言の仕方で判断するしかありません。
「話を聞くタイプ」の役員が面接官の場合は、応募者を座らせてすぐ、「では早速ですが志望動機についてお話しいただけますか」というように、余分な話もあまりしないまま、事務的で笑顔が少なく、緊張感のある雰囲気で面接が始まることが多いです。
反対に、「話をするタイプ」の役員が面接官の場合は、「今日は暑いですねぇ、その格好じゃ暑いでしょう?まぁ、あまり緊張せずにね」というように、向こうから雑談を持ちかけてくれるなどして、和やかな雰囲気で始まることが多くなります。
「そんな単純な分類でいいの?」と思われてしまうかもしれませんが、実はこれがとても重要なのです。
「話をするタイプ」の相手に対して、自分ばかり話をしていると相手はそれをストレスに感じてしまいますよね?
役員面接では、そのストレスが直接、マイナス評価に繋がってしまいます。
相手に不快感を与えず、良い雰囲気で面接ができるように、相手のタイプを知り、相手が心地よく感じる接し方を心がけることが大切です。
それぞれのタイプの攻略法は、意見を求めるバリバリ質問攻めタイプ役員の攻略法、話好きののほほんタイプ役員の攻略法を参考にしてください。
以上、『役員のタイプは2種類』でした。
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