「何か質問はありますか?」はアピールチャンス②で、逆質問で好ましい質問例について説明しました。
ここでは反対に、逆質問では避けた方が良い質問の例についてお話しします。
<逆質問で避けた方が良い質問例>
●求人情報やホームページなどを見ればわかるような質問
「資本金はいくらですか?」
「主要な取引先はどのような企業ですか?」
といった、調べればすぐわかるようなことを聞くと、企業研究が足りない、会社への興味が薄いという印象を与えます。
●面接中など、事前に一度説明された内容に関する質問
話を聞いていなかったと判断されます。
●労働条件や福利厚生に関する質問
給料などの労働条件や、産休育休や余暇施設などの福利厚生は、仕事をする上で当然気になることです。
しかし、このような質問は、「仕事内容よりも待遇を重視する」という印象を与えてしまうので、避けた方が無難です。
入社を左右するような条件であれば聞いておいた方が良いですが、質問する際は待遇のみを気にしていると思われないように、表現に注意しましょう。
労働条件や待遇について確認したい場合は、
「労働条件はハローワークの求人票記載のもので間違いないでしょうか?」
というようにあくまで「確認」の形をとるようにしましょう。
●選考に関する質問
「私の印象はいかがですか?」
「一次面接の合格者は何人ですか?」
というような、選考に関する質問は非常に印象が悪くなります。
●社員のみが知り得る機密情報に関する質問
発表前の商品や、開発中の技術、上場のスケジュール、取引先企業名など、企業の機密に関する質問は、常識がない、情報漏えいに対する意識が低いと判断されます。
●ネガティブな質問
残業や休日出勤の有無、離職率やノルマ、接待の有無など、その場では答えにくいネガティブな質問は、非常に印象が悪くなります。
●その他面接に相応しくない質問
「休日はどう過ごされていますか?」といった面接官のプライベートに関する質問や、「この会社が好きですか?」といった面接官の主観に頼った質問は、面接官に不快な思いをさせてしまいます。
以上、『「何か質問はありますか?」はアピールチャンス③ ~逆質問のNG回答例~』でした。
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