「何か質問はありますか?」はアピールチャンス①で、逆質問の重要性について説明しました。
では、どのような逆質問が効果的なのでしょうか?
ここでは、好ましい質問の例についてお話しします。
<逆質問で好ましい質問例>
●仕事の内容に関する質問
採用後の配属先や詳しい仕事内容、配属先部署の人員構成、一日の業務の流れ、繁忙期はいつか、といった入社後をイメージする質問は、入社意欲をアピールできます。
また、同年代や中途採用で活躍している社員の話や、入社までに準備・勉強しておくこと、社員として心がけるべきこと、今回の求人で求めている人材に対して将来的に期待する役割など、心構えや仕事観についての質問は、やる気や向上心のアピールに繋がります。
この質問は特に、配属先の上司などの現場の担当者が面接官である場合に有効です。
●企業研究に基づいた質問
「御社は環境への取り組みに力を入れているということですが、具体的にどのような取り組みをされているのですか」
というように、企業研究に基づいて質問すると、その企業に関心があるという印象を与えることができます。
ただし、少し調べればわかるような質問は絶対にしないようにしましょう。
●面接中に出た話題に関する質問
「先ほど少しお話に出てきた○○について、詳しく教えていただけますでしょうか」
といった、面接中の話題を展開するような質問をすると、面接官の話に興味を持ってしっかり聞いていたという印象を与えられます。
ただし、一度説明した内容をもう一度説明させるような質問にならないように注意が必要です。
●会社組織に関する質問
「ホームページにて組織図を拝見いたしましたが、今回求人のあった○○部と他部署との横の繋がりはどの程度あるのでしょうか」
「御社はボトムアップ型の経営ということですが、新人が企画を上げることは可能ですか?」
等、会社の組織や体制についての質問をすることで、チームワークや組織の一員としての自分を売り込むことができます。
この質問は特に、人事関係者の担当者が面接官である場合に有効です。
●企業や業界に関する質問
「御社の今後の経営課題は?」
「御社は○○業界で他社を抑えてシェアを拡大されていますが、競合他社との差別化としてどのようなことに取り組んでいらっしゃいますか?」
というような、企業や業界に関する質問は、ビジネスマンとしての見識の豊かさをアピールできるので、管理職やキャリアが長い場合や、社長や役員が面接官である場合に効果的です。
しかし、回答に対するリアクションや切り返しが難しい質問でもあるので、これらの質問をするときは、「聞きっぱなし」にならないよう注意が必要です。
ここまで、逆質問で好ましい質問の例を挙げましたが、どれも基本的には「自分がその企業・仕事に興味を持っている」ということをきちんとアピールすることです。
反対に、逆質問で避けた方が良い質問例については、「何か質問はありますか?」はアピールチャンス③で説明します。
以上、『「何か質問はありますか?」はアピールチャンス② ~逆質問のOK回答例~』でした。
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