面接では、「自分は面接に来たのであって、お客様ではない」ということをしっかり意識しておきましょう。
新卒の学生であれば、会社を訪問するという経験自体が少ないので、緊張感を保つことができますが、社会人を経験している転職活動中の人は、「他社での待ち時間」に対して、つい気を抜きがちです。
待ち時間中も面接に対する緊張感を維持するよう心がけましょう。
多くの場合、面接開始時間の5~10分前に受付を済ませると、面接が行われる部屋に先に通されて面接官を待つか、待合室に通されて面接室に呼ばれるのを待ちます。
会社の規模にもよりますが、転職の場合、前者の方が多いようです。
どちらの場合も、部屋に通されたらまず、案内してくれた人にきちんとお礼を言いましょう。
待合室で先に待っている他の応募者がいる場合は、会釈程度の軽い挨拶で構いませんので、他の応募者にも挨拶をするようにしましょう。
待ち時間には、なるべく何もしないでリラックスし、心の準備をしておきましょう。
面接についてあれこれ考えていると過度に緊張してしまうので、待合室をゆったり眺めて観察したり、会社内の音に耳を傾けたりしておくと、「きれいに掃除されているな」「笑い声が多くて和やかな会社だな」というように、会社の雰囲気もつかめます。
ただし、あまりキョロキョロしていると挙動不審なのでやめておきましょう。
また、周囲に人目がなくても気を抜かないようにしましょう。
採用担当者が急に入室してきて慌ててしまうこともありますし、応接室や会議室などには防犯カメラがついている場合もあります。
お茶を出しに来た事務の人から待合室での様子が担当者に伝わる可能性もあります。
具体的には、次のようなことに注意してください。
・ルーズな姿勢で座らない(足組み、肘をつくなど)
・落ち着きのない態度をとらない(貧乏ゆすり、キョロキョロするなど)
・他の応募者と私語をしない
・携帯電話を触らない(電話、メール、インターネット、ゲームなど)
・音楽を聴かない
・雑誌や新聞、漫画などを読まない
・飲食をしない
・灰皿があってもたばこは吸わない
・ネクタイを緩めたり、ボタンをはずしてくつろがない
・身だしなみやメイクを直さない
・部屋の中を歩き回らない
また、会社のトイレはなるべく使わないようにしましょう。
面接前にトイレで面接官と出会ってしまうと、非常に気まずい雰囲気になります。
会社を訪問する直前に、駅やコンビニなどで済ませておきましょう。
ただし、待ち時間中にトイレに行きたくなったら、迷わず早めに借りましょう。
待ち時間にトイレを我慢したせいで、面接中にトイレに立つという最悪の事態は避けなくてはいけませんし、トイレを我慢して面接に集中できなくなってしまっては元も子もありません。
トイレを借りるときは必ず社内の人に声をかけて、場所を確認して借るようにしてください。
トイレを探して社内を勝手に歩き回るのはマナー違反です。
トイレを済ませたら、鏡の前で身だしなみを直したりせず、すぐに待合室に戻りましょう。
面接官が来たのに応募者がいない、どこに行ったのかわからない、なんてことにならないように注意してください。
以上、『待合室でも気を抜かない』でした。
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