面接に進めたのはあなたが魅力的だから②の中で説明しましたが、面接で不合格になる理由の1つに、実際のあなたと応募書類にギャップがあることが挙げられます。
「他の人から見た自分」と「自分が知っている自分」の間にギャップがある場合は、「いい意味でのギャップ」に変換してアピールすると説明しましたが、それ以外にもギャップが生まれてしまう場合があります。
特に多いのが、面接で履歴書の内容と違うことを話してしまうことです。
確かに、応募書類よりもっと詳しいことを知りたいと思って面接に呼んだのですから、履歴書に書かれてある内容を答えるのでは、わざわざ面接する意味がありません。
従って、志望動機や自己PRなど、応募書類に記載した内容と全く同じことを面接で喋るのは避ける必要があります。
しかし、応募書類に記載したことと全く別のことを話すのは不自然ですし、内容に矛盾が生じやすくなります。
例えば、履歴書の志望動機の欄には「子供の頃からの憧れ」という内容が書かれてあるのに、面接で「直接人と接する仕事がしたいから」と答えると、「え、本当の志望動機はどっち?」と思いますよね。
言っていることがコロコロと変わる人は、信用できない、優柔不断、論理的思考ができないと判断されることがあります。
ですので、面接で履歴書に書いたことを質問されたときは、基本的に履歴書の内容に沿って回答します。
ただし、全く同じ内容ではなく、応募書類ではアピールしきれなかったことや、具体的なエピソードを付け加えて内容を膨らませたり、補うようにします。
応募書類の内容以上に伝えたいことがない場合は、内容自体は変えず、表現を変えて回答しましょう。
大事なのは、一貫性です。面接の前に応募書類に目を通し、準備した答えが矛盾していないか確認しましょう。
また、履歴書とは違う内容でも、履歴書に書いたことに関連付けることのできるアピールポイントであれば、付け足して回答しても構いません。
例えば、次のようになります。
履歴書に書く場合:
「私の強みは向上心です。(以下エピソードや根拠)」
(向上心をアピール)
面接で答える場合:
「私の強みは、向上心が高く、努力を積み重ねて成長していけることです。
高い目標に向かって物事に率先して取り組み、責任感をもってやり遂げるので、周囲から頼りにされることが多く、取りまとめ役やリーダーなどを多く経験してきました。(以下エピソードや根拠)」
(向上心+リーダーシップをアピール)
「リーダーシップ」は、履歴書に書いた「向上心」とは全く別のものですが、物事に率先して取り組む「行動力」を「向上心」に関連付けて、「リーダーシップ」に繋げることができます。
このように、履歴書に書いた内容に関連付けられる内容であれば、異なる内容でも付け足してアピールすることができます。
また、その他にも「立派すぎる履歴書」の場合、ギャップが生じてしまいます。
応募書類ではものすごく立派な人物のように書かれてあるのに、実際に話を聞いてみたら普通の人だった、というように、「期待外れ」の印象を与えてしまうと、必要以上に評価が下がってしまいます。
もし、「立派すぎる履歴書」を作っている場合は、履歴書の内容をもう一度見直すか、履歴書の人物像に近づけるように自分を演出しましょう。
以上、『応募書類との矛盾や乖離は絶対NG』でした。
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