■面接は面接室だけでするものではない
多くの場合、応募先の会社に着いたら、まずは受付をしなくてはいけません。
受付の人が人事に携わる人である可能性もありますし、採用担当者が受付の人に「応募者がどんな人だったか」を確認することも多いので、ここでの印象が採用担当者に伝わることも想定し、礼儀正しく失礼のない対応を心がけましょう。
会社に一歩足を踏み入れた時点で、面接は始まっているのです。
まずは、受付の前にもう一度身だしなみを確認しておきましょう。
寒い時期でコートを着ている場合は、コートは会社に入る前に脱いでおきます。
携帯の電源や時計のアラームなど、音の出るものはすべて切っておきましょう。
雨が降っていて傘をさした場合は、会社に入ったら濡れた傘をきちんと畳んでおくなど、細かいところにも気を配りましょう。
受付で慌てないように、受付で提出する書類などはあらかじめカバンから出して準備しておきます。
受付時に提出するように言われていない場合は、カバンから出しておく必要はありません。
受付の人が面接の担当者を把握しているとは限らないので、担当者の名前も事前に確認しておきます。
しっかりと準備をしておけば、気持ちに余裕ができ、自信を持って堂々とした応対ができます。
受付では、自分の名前と面接に来たことを伝え、担当者への取り次ぎを依頼します。
無人の受付に電話が置いてある場合は、内線電話で担当者に取り次いでもらいます。
受付が無い場合は、入り口付近の人に取り次ぎを依頼します。
いずれの場合も、用件はできるだけはっきりと伝えましょう。
×「すみません、面接に来たのですが…(以下沈黙)」
◎「お忙しいところ失礼します。
本日○時に面接のお約束をさせて頂いております○○と申します。
恐れ入りますが、人事部の○○様にお取次ぎ頂けますでしょうか」
また、会社に入ってから部屋に通されるまでに社員とすれ違うときは、挨拶をするようにしましょう。
会釈程度の軽い挨拶で構いません。
部屋に通されたら、部屋まで案内してくれた人にお礼を言うことも忘れないようにしましょう。
受付の人から面接官に、
「○時に面接予定の○○さんを応接室にお通ししました。
すごく感じのいい人でしたよ」
といった内容を伝えてもらうことができれば、実際に会う前から採用担当者に好印象を与えることができ、雰囲気の良い面接がスタートするはずです。
受付から面接を終えて会社を出るまで、長くても1~2時間程度です。
これまで準備にかけてきた多くの時間をちょっとしたミスで無駄にしないよう、最初から最後まで気を抜かないようにしましょう。
以上、『面接は受付から始まる』でした。
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