エピソードや数字を根拠に①の続きです。
ここでは、エピソードを交えて根拠を示す回答について、具体的に例を挙げて説明します。
例えば、自分の長所がリーダーシップがあるところだと言いたいときに、ただ単に、
①「私はリーダーシップがあります」
と言うよりも、
②「私はリーダーシップがあり、学生時代はそれが認められて○○部キャプテンに推薦されました」
と言う方が、現実味がありますよね。さらに、
③「私はリーダーシップがあります。
学生時代はそれが認められて○○部キャプテンに推薦されました。
○○部では、それまで行っていなかった早朝練習を提案したのですが、何人かの部員からは反対の声も挙がりました。
そこで、反対する部員を一人一人説得して回り、全員に納得してもらった上で早朝練習を導入することができました。
私は率先して、毎朝誰よりも早く行って練習をしていたところ、最初は反対していた部員も真面目に練習に取り組むようになりました。
その結果、チームの団結力が強くなり、その年の県大会で優勝することができました。
前職では、この経験を生かして、自分が先頭に立って仕事に取り組み、意見が分かれた時はしっかりと話し合うことで、後輩や部下との強固な信頼関係を築いてきました」
というように、
「どのようにリーダーシップを発揮してきたか」
「それをどのように仕事に生かしてきたか」
といった具体的なエピソードを付け加えると、より良くなります。
①の例文は、リーダーシップがあるという根拠がありません。
②の例文は、確かに1つめよりも現実味はありますが、キャプテンというのは単なる肩書きであり、「リーダーシップがあること」の証明にはなりません。
リーダーシップを発揮した経験、つまり「キャプテンとしてどのように行動して、どのような結果を得たか」ということを説明しなければ、根拠は示せません。
また、一口に「リーダーシップ」といっても、「統率力がある」「率先して行動し模範となることができる」「人望がある」「全体を見渡して的確に判断・指示できる」「個々の能力を引き出すことができる」など、様々な要素があります。
一言で「リーダーシップがある」と言っても、これらのうちのどの要素を持っているのかということは、面接官には伝わりません。
ですので、面接官がイメージしやすいように、③の例文のような具体的なエピソードを交えることが重要です。
さらに、「それを仕事でどう生かしてきたか」を付け加えることで、「持ち前のリーダーシップをマネジメントに生かせる」というアピールもできます。
このように、具体的なエピソードを交えることによって、話の信憑性を高めたり、応募者の人物像をイメージしやすくすることができます。
以上、『エピソードや数字を根拠に②』でした。
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