好印象を勝ち取る②の続きです。
好印象を与えるしぐさとはどのようなものでしょうか?
●動作
正しい姿勢をキープ ~後編~の中で、座っているときは男女とも手を太腿の上に置くのが基本の姿勢だと説明しましたが、常に太腿の上に固定しておくのではなく、強調したい部分では適度なボディランゲージを交えて表現豊かに話をするとより相手に伝わりやすくなります。
適度に手を動かすことで多少緊張も和らぎます。
ただし、身振り手振りが大きすぎたり多すぎたりすると、違和感があり、大げさ、落ち着きがないといった不快感を与えてしまうので、オーバーアクションは避け、必要に応じて適度なジェスチャーを加えましょう。
家族や友人相手に面接の練習をし、オーバーになりすぎていないかをチェックしてもらうと良いでしょう。
普段あまり身振り手振りを付けて話をしない人は、無理にジェスチャーを付ける必要はありません。
無理にジェスチャーを付けようとすると、他のことが疎かになってしまうことがあるので、手は太腿の上に置いたままで、姿勢よく話をしてください。
また、普段からよくジェスチャーを付けて話をしている人は、言葉ではなく雰囲気で伝えている可能性があります。
この場合、言葉で伝える能力が低い、話し下手と評価されてしまうことがあるので、普段から言葉で伝える練習をしてください。
また、身振り手振りを付ける場合は、話が一段落したら、手を太腿の上に置いて正しい姿勢に戻すように心がけてください。
●しぐさの癖
口癖だけでなく、しぐさの癖がある人は、面接官が話の内容よりも癖が気になってしまうことがあるので注意してください。
貧乏ゆすりや髪に触れるなど、普段から癖になっているしぐさや、面接官から渡された名刺をいじったり、回転椅子で体を左右に振ったりと、何気なくやっていることが面接官にとっては不快なことがあります。
他にも、身振り手振りの中で面接官を指さしたり、面接中に時計をチラチラ見ることも相手に対して大変失礼です。
これらの癖は、無意識にやってしまうことなので、意識を集中して、癖が出ないようにしなくてはなりません。
■好印象を勝ち取るために最も重要なこと
常に頭の片隅に置いておいてほしいことは、「面接は勝ち負けではなく、一緒に働きたいという意思を示し、相手にも一緒に働きたいと思ってもらうことが大切」ということです。
転職活動では、たくさんのライバルがいるので、「絶対に勝つ!」と闘争心をむき出しにしてしまう人がいます。
その意気込みが強くなりすぎて、つい面接官に対しても「こう言われたらこう返す!」と力を入れすぎて、面接というよりも議論のようになってしまった、という話も聞きます。
あなたの敵は、他の応募者であって面接官ではありません。
むしろ、面接官は一緒に働く仲間を探しているのです。
自分の凄さを一方的にアピールして面接官を圧倒するのではなく、自分のことを知ってもらいたいという気持ちで面接に臨みましょう。
以上、『好印象を勝ち取る③』でした。
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