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好印象を勝ち取る②


好印象を勝ち取る①の続きです。
面接中の表情や話し方で、好印象を勝ち取りましょう。

●表情
面接で笑顔を見せてはいけないというのは間違いで、笑顔は絶対に必要なものです。
面接では、明るくいきいきと、表情豊かに話をすると、誠実さや明るさを伝えることができます。
終始真剣な表情では、どちらかというと暗くとっつきにくい印象を与えてしまいます。

面接官が冗談を言って笑わせてくれるような場面では、口角を上げ、軽く歯が見える程度に微笑みましょう。
不真面目に見えるヘラヘラ笑いや、大笑いはせず、適度な緊張感を持って、真剣な姿勢を見せましょう。

想定外の質問をされたときや失敗してしまったときも、自信のない表情や「しまった」という顔をせず、堂々とした態度を取りましょう。
詳しくは笑顔と緊張感を参照してください。

●話し方
声の大小や高低、強弱、話す速さ、口調、抑揚の付け方など、人によって話し方は様々です。
面接では、早口や小さな声はマイナスの評価につながります。
ハキハキと元気よく話しましょう。

緊張すると気付かないうちに早口になってしまうことがあるので、意識してゆっくり話すようにしてください。
語尾が弱くなると自信がない印象を与えてしまうので、語尾までしっかり発音しましょう。
噛んでしまっても問題ないので、慌てずに「失礼しました」等と一言断って、もう一度ゆっくり言い直しましょう。

また、同じ文章でも、抑揚の付け方や口調によって印象は大きく変わります。
NLPという心理学を用いたコミュニケーション技法にもあるように、口調や話す速さなどを相手に合わせると、相手が好意を抱きやすくなります。

面接中の雰囲気に合わせて使い分けてください。
相手が穏やかな口調で話すようなら、こちらも穏やかに話し、相手が比較的厳しい口調で話すようなら、より真剣で丁寧な口調を心がけましょう。

ただし、面接官がフランクな口調で話してきても、それに合わせてフランクに答えてはいけません。
あくまで自分は面接を受けている側だということを意識しておきましょう。

●話す順番、選ぶ言葉
同じ意味の文章でも、話す順番を変えたり、同じ意味の別の言葉を選ぶと、聞く人にとってはニュアンスが微妙に違う場合があります。
自分が伝えたいことがきちんと伝わるように、話す順番や言葉選びにも注意してください。

●口癖
口癖は、緊張や不安により、自分では気づかないうちについ出てしまうものです。
口癖は「とりあえず」「一応」「ちなみに」「えーっと~」「すみません」など様々で、普通は一度や二度使っても気にならないものですが、中には耳障りに感じる人もいるので注意が必要です。
口癖を自覚することは難しいので、友人や家族など周りの人に指摘してもらい、意識をして使わないようにしましょう。


長くなりましたので、しぐさなどについては好印象を勝ち取る③に続きます。

以上、『好印象を勝ち取る②』でした。


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