■質問の主語は「あなた」
面接は、企業が応募者のことを知るためのものです。
そんな面接で、「御社は○○で~」「今、社会は○○なので~」というように、応募先企業のことや経済社会のこと、業界のこと等を中心に、自分を合わせていくような話ばかりしてしまっては、自主性がない、積極性が低いという印象を与えてしまいます。
いくら企業研究をしたとしても、企業のことはその企業の人間である面接官の方が詳しいことがほとんどです。
例えば、志望理由を聞かれて「御社は○○ですので~」と答えると、
「他社でも○○なところはたくさんありますが」
「最近のわが社は○○よりも△△にシフトしてきているのですが」
と突っ込まれることもあります。
また、応募先企業を主体に話をすると、「なぜ他の応募者ではなく、自分でなければならないのか」を伝えることが難しくなります。
志望動機や退職理由など、面接官からの聞かれる質問の多くは、主語が「あなた」であるはずです。
これらの質問に対して「御社」や「社会」を主語にして答えるのは、論点がずれていることになります。
質問の主語をきちんと理解し、それに対応した回答ができるように心がけましょう。
もちろん、「私は御社の役に立ちます!」「私がこう思うからです!」と言うだけでは、根拠のない自信と取られたり、自分勝手で協調性がないと判断されてしまいます。
面接はコミュニケーションの場だということを頭の片隅において、きちんと相手に伝わるような、論理的な回答をするようにしましょう。
■自分のことは何と呼べばいいの?
一人称は「私(わたくし)」が原則です。
どうしても「わたくし」という一人称に違和感がある場合は、「わたし」でも構いません。
普段「僕」「俺」「あたし」等の一人称を使っている人は、面接でもうっかり出てしまうことが多いので注意してください。
また、「自分は~」という一人称も面接には相応しくありませんので気を付けましょう。
以上、『主語は「私」』でした。
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