立ち姿、歩く姿、座り姿が美しいと、それだけで育ちがよさそうに見えたり、健康で誠実そうに見えたりと、良い印象を与えることができます。
反対に、猫背や反り腰など、姿勢が悪い人は、だらしない、不健康そう、性格が暗そうというマイナスのイメージを与えてしまいます。
面接中の姿勢も、第一印象を決める重要なポイントのひとつになります。
ここでは、美しく好印象を与える姿勢について説明します。
普段の姿勢があまり良くない人は、骨格が歪んでいたり、筋力が低下していることが多いので、正しい姿勢をキープするのがつらいと思います。
面接では、通常30分程度、長いときは2時間ほど、正しい姿勢をキープする必要がありますので、日頃から正しい姿勢を保つ練習をして、慣れておきましょう。
<立ち方>
まずは、体の芯の正しい位置を覚えましょう。
壁の前に立ち、後頭部、左右の肩甲骨、おしり、ふくらはぎ、かかとを壁に付けてください。
腰の後ろには、手のひらが入るくらいの隙間ができます。
横から見ると、耳、肩、股関節、ひざ、くるぶしが一直線になります。
これが正しい姿勢の基本となる体の芯の位置です。
次に、頭の上から糸でつられているようなイメージで、顎を引き、胸を開きます。
首を伸ばして、肩の力を抜き左右の肩の高さを揃えます。
おへそのあたりに力を入れ、お腹を少し引っ込めます。
また、お尻の筋肉にも力をいれ、お尻を引き締めます。
両足のひざはくっつけて伸ばします。
両足のかかともしっかりとつけ、つま先は自然に開いた状態(30~45度程度)にします。
手は指を伸ばして自然に下しましょう。
男性はズボンの線に沿って体の横に伸ばします。
女性は右手を下にして体の前で自然に重ねるか、体の横に伸ばします。
体の重心はなるべく真ん中に持ってくるよう意識します。
胸の張りすぎや猫背、反り腰には注意してください。
慣れていないうちは、常に腹筋と背筋、お尻の筋肉に力を入れることを意識しましょう。
これが正しい姿勢の基本です。
歩くときも座るときも、この姿勢が基本になります。
正しい姿勢を作れたら、壁から一歩前に出ましょう。
そのままの姿勢がキープできていますか?
壁がなくても正しい姿勢で立つことができるように、何度も繰り返して体で記憶しましょう。
長くなりましたので、歩き方、座り方については正しい姿勢をキープ ~後編~に続きます。
以上、『正しい姿勢をキープ ~前編~』でした。
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