■面接はコミュニケーションの場
面接は、面接官との「会話」の場です。
丸暗記したマニュアル通りのセリフを読むだけでは、面接の意味がありません。
その場の空気を読んで、良い雰囲気を作りながら自然体で会話ができるということがコミュニケーション能力の一つとして評価されます。
最も重要なことは、どんな質問に対しても、焦らず自分の言葉で話ができるということです。
そのためには、事前に想定問答集を準備しておくだけでなく、声を出す練習をすることも大切です。
転職活動は、多くの場合自分一人で行うので、どうしても紙に書き出した回答を頭の中で繰り返すだけの練習になりがちです。
この段階ではうまく文章にできているつもりでも、声に出して話してみると意外と難しいものです。
実際に、想定問答集を作成してどんな質問でも完璧だと思っていても、本番で言葉にするとうまくまとまらなかった、という人が大勢います。
これは、単に緊張していたせいだけではありません。
多くの人が、声を出す練習が不足しているのです。
回答を準備することと、言葉にして相手に伝えるということは、まったく異なるということを認識しましょう。
■何度も繰り返し声に出す練習を
想定問答集を作成したら、まずは声に出して読む練習をしてください。
何度も繰り返し読んで内容が頭に入ったら、次は想定問答集を見ずに回答してみます。
一言一句間違えずに暗記する必要はありません。
むしろ、伝えたい内容だけを覚え、その他の文章をその場で構築できるようにトレーニングしましょう。
何度も声に出す練習を繰り返しているうちに、伝えたい内容が自分の言葉でスムーズに話せるようになります。
また、「長すぎる」「2通りの解釈ができてしまう」等、声に出すことでいろいろ気付くこともあるので、改善点があればどんどん想定問答集に書き込んで、より良い回答にしていきましょう。
家族や友人など、身近に協力してくれる人がいる場合は、作成した想定問答集を渡して、模擬面接の形で練習してみましょう。
ただし、面接官役の人が身近な人間であればあるほど、真面目な受け答えをすることが照れ臭く、緊張感に欠けてしまう場合があります。
本気で取り組めば照れや気恥ずかしさはなくなってくるので、実際の面接だと思って、お互い真剣に取り組むようにしましょう。
面接官役の家族や友人がどうしても照れてしまう場合は、「回答が長すぎないか、早口になっていないかに注意して聞いてみて」「それぞれの回答で印象に残ったキーワードをチェックしておいて」というように、あらかじめポイントを絞って聞いてもらうと、面接官役の人も回答の方に集中できるようになって、あまり照れが気にならなくなります。
回答の内容だけでなく、目線や声の大きさ、話し方、表情、姿勢等もチェックしてもらいましょう。
また、身近に模擬面接の相手がいない人も、とにかく一人で声に出して練習しましょう。
家族や友人に面接官役をしてもらう場合とは異なり、相手がいないので目線や声の大きさなどの練習は難しいですが、一人でも本番を意識して、面接官がいることをイメージしながら練習すると効果的です。
以上、『とにかく声に出して練習しまくる』でした。
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