多くの場合、書類選考の通過の連絡と同時に、面接の日程についての連絡があります。
このとき、採用担当者から持ちかけられる日程調整には大きく分けて2つのパターンがあります。
①「○月○日の○時から面接を行いたいのですが、ご都合はいかがでしょうか?」というように、応募先から日時を指定して打診される場合
②「面接を行いたいと思いますが、ご都合の良い日時の候補をいくつか教えてください」というように、応募者の希望候補日時を聞く場合
①のように、応募先から日時を打診された場合は、可能な限り応募先のスケジュールに合わせてください。
採用担当者は非常に多忙なので、面接の日程を他の候補者と合わせて設定していることも多いです。
中途採用の場合、良い人がいればすぐに採用して募集を終了してしまうので、他の候補者よりも面接の日程が遅れるということは、その分採用の可能性が低くなります。
ですので、できるだけ指定された日に参加するようにしましょう。
ただし、指定された日時に面接に行くのが難しい場合は、一度に限り、変更することができます。
日程調整も面接のうちで説明したとおり、中途採用では、面接の日程調整が必要になることは企業も当然想定しているので、日程を変更してもらうことで、印象が大きくマイナスになることはありません。
面接の日程を変更してもらうときは、まずは指定された日時に都合が付けられないことをしっかりとお詫びしましょう。
そして、マナーを守って丁寧にお願いし、変更希望を受け入れてもらったときは、お礼の気持ちをきちんと伝えましょう。
平日の営業時間内が難しい場合は、平日の業務終了後や、土日の面接が可能かどうか相談してください。
このとき、あまり夜遅い時間(19時以降)を打診すると常識がないと思われるので注意してください。
②のように、自分の都合が良い日時の希望を挙げる場合は、少なくとも3つ以上の候補日時を提示します。
面接日は連絡が来た日から1週間以内の日にちで、可能な限り応募先の業務時間内に設定しましょう。
その時間帯が難しい場合は、①と同様に平日の業務終了後や、土日の面接が可能かどうかを確認してみてください。
日程調整が必要になって、その場で返事ができないときは、できるだけ早く返事をするようにしましょう。
なかなか予定が決まらず、面接可能な日時が未定の場合は、「○月○日までにご連絡致します」というように、予定が確定する期限だけでも先に伝えておく必要があります。
これができない人は、ビジネスマナーが身についていないと判断されてしまいます。
ただし、面接の日程は、伸ばせば伸ばすほど採用は遠のいていくと思ってください。
最も重要なのは、一度面接の日程が確定したら、その後の変更をできるだけ避けるということです。
つまり、後で変更しなくてもいいように、面接日程を相談する段階で、『確実に都合がつく日』に設定する必要があります。
面接日時の確定後に、どうしても都合が悪くなった場合は、行けないとわかった時点ですぐに電話で連絡し、誠意をもってお詫びして変更してもらってください。
なかなか日程を決められなかったり、何度も日程を変更したりするなど、面接の日程調整に手間取る人は、「転職の意欲が低い」と判断されてしまいますので、日程調整も選考の対象だと思って、慎重に行いましょう。
■面接時に改めてお礼を
多くの場合、面接の日程調整は電話やメールで行われますが、日程を変更してもらった場合は、その場できちんとお礼を言いましょう。
さらに、面接時に改めて日程変更に対するお詫びやお礼を伝えることを忘れないようにしましょう。
当日、お礼を言うタイミングは、なるべく面接の始めの方が良いでしょう。
面接が行われる部屋に入室し、面接官と対面してすぐ、軽い挨拶などを交わす時間があるので、その時に、
「本日は、面接の日程を変更していただき、ありがとうございました」
「私事で急遽日程を変更していただき、申し訳ありませんでした。ご面倒をお掛けしたにもかかわらず、面接の機会をいただき、大変感謝しております」
というようにお礼やお詫びをきちんと伝えましょう。
以上、『日程は変えてもらえるか?』でした。
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