夏場の面接でクールビズはOKか? ~前編~の続きです。
「面接はクールビズでお越しください」と言われたとき、どのような服装で面接に行けば良いのでしょうか。
ここでは、クールビズスタイルで面接に行く場合の注意点を説明します。
■どの程度のクールビズが許される?
現在、クールビズとして一般的に受け入れられている服装は、ノージャケット・ノーネクタイ・半袖シャツです。
クールビズの中でも、チノパンやスニーカー等のまだ一般には浸透していない服装や、アロハシャツ・ポロシャツ等の「スーパークールビズ」と呼ばれる服装は、面接にはふさわしくありません。
今後、よりクールビズが浸透・定着し、さらに進化していくことも考えられますが、現状では、一般的に受け入れられている、ノージャケット、ノーネクタイ、半袖シャツ程度で留めておくのが無難です。
目安は、「そのまま客前に出られるような常識的な服装かどうか」です。
具体的な面接時の服装を男女別に説明します。
■男性のクールビズスタイル
男性の場合は、ノージャケットで、スーツのパンツに長袖または半袖の白のワイシャツを合わせた服装が良いでしょう。
通常のスーツスタイルから、ジャケットとネクタイを取り除いたイメージです。
ただし、普通のワイシャツは、ネクタイを締める前提に作られているので、単にネクタイを外しただけだと、だらしない印象になってしまうことがあります。
クールビズの場合のワイシャツは、ボタンダウンなど、襟がしっかりしていて、ノーネクタイでも映えるデザインのものが適しています。
肌が透けて見えないよう、必ずアンダーシャツを着てください。
長袖シャツを着用する場合、袖の腕まくりは絶対にNGです。
ジャケット着用時と違って、ベルトもよく見えてしまいますので、派手なデザインやバックルが大きすぎるもの、使い古して革がひび割れているものなどは避けましょう。
■女性のクールビズスタイル
女性の場合は、単にノージャケットにするだけでなく、様々なクールビズスタイルが可能なので、男性よりも服装の自由度が高く、悩みがちです。
基本的には、清潔感のあるきちんとした服装であれば問題ありません。
夏物ジャケットのインナーにカットソーを合わせただけでも、涼しげできちんと感のあるクールビズスタイルができあがります。
服装に迷う様であれば、白のシャツにスーツのスカートかパンツを合わせれば良いでしょう。
男性と同じく、スーツスタイルからジャケットを取り除いたイメージです。
シャツの袖の長さは、半袖、5分袖、7分袖、長袖、どれでも構いませんが、5分袖や7分袖を選ぶとよりスタイリッシュに見えます。
露出が多くなりすぎないよう、胸元が大きく開いたものや、ノースリーブやフレンチスリーブなど袖が短すぎるものは避けましょう。
また、下着が透けないように、キャミソールなどのインナーも着用しましょう。
派手な色のキャミソールはもちろん、黒などの透けやすい色もNGです。
汗っかきな人は、汗ジミ対策も忘れずにしておきましょう。
靴は、ミュールなどではなく、きちんとかかとのあるパンプスを履いてください。
■クールビズで面接に挑む時の注意点
男女とも共通しているのが、クールビズのような軽装でも、清潔感を大事にするということです。
『クールビズ=楽をするための服装』ではありません。
ジャケットを着ない分、シャツにシワや汚れがあれば目立ちますし、パンツのセンタープレスやベルト、透けて見える下着など、細かい部分に目が行きがちです。
また、シャツのサイズが体に合っていないと、野暮ったい印象になってしまいます。
他にも、露出が多すぎたり、シャツのボタンを開けすぎたり、何かとだらしない印象を与えてしまいやすいのも、夏場のクールビズならではです。
相手に不快感を与えないよう、TPOをわきまえ、きちんとした服装で面接に挑みましょう。
以上、『夏場の面接でクールビズはOKか? ~後編~』でした。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます!
⇒『これで完璧!転職のすべて』
前の記事『夏場の面接でクールビズはOKか? ~前編~』へ戻る
日本最大級の転職ノウハウサイト!
転職に役立つノウハウが全200コンテンツ以上!
転職成功へのロードマップはコチラから ▶▶
▼▼ 転職ならジョブチェン!の公式Twitter! クイズに答えて転職レベルをアップ! ▼▼
@TENSHOKU_KIZOKU からのツイートCopyright© 2012-2019 転職ならジョブチェン! All Rights Reserved.