転職活動をしていると、
「第一志望の企業から内定をもらった」
「面接の日程が重なってどうしても都合がつかない」
「家庭の事情で転職活動を中止する」
「前回の面接で訪問した際にイメージが違った」
等、様々な理由で、面接を辞退したくなることがあります。
このような場合、どのようにして面接辞退の意思を伝えればよいのでしょうか?
■面接辞退の作法
中途採用活動において、面接の辞退はよくあることです。
実際に、エン・ジャパンが求職者に対して行った選考辞退に関する調査(2015)によると、選考を辞退したことがある人は70%で、そのうちの65%の人が2社以上辞退したと答えました。
採用担当者も面接を辞退する人がいることは想定しているので、面接を辞退したいときは特に遠慮する必要はありません。
しかし、社会人として、自分のために面接の機会を設け、時間を空けてくれている面接官に対する配慮は必要です。
面接を辞退して一旦は縁が切れるかもしれませんが、将来、どんな形でその企業と関わりを持つかわかりません。
礼儀正しく、きちんとお詫びして、わだかまりを残さないようにしましょう。
辞退の意思が固まったときは、出来る限り早く連絡を入れるようにしてください。
事前連絡なしの無断欠席は絶対にやめましょう。
特に、面接当日のキャンセルの場合は、朝一番に連絡を入れてください。
連絡の方法は電話とメールがありますが、メールは担当者がいつ確認するかわかりませんし、誠意が伝わりにくいものです。
行き違いなく速やかに面接辞退の意思を伝えるために、なるべく電話で連絡するようにしましょう。
特に、前日や当日など、面接の時間が差し迫っている場合は、確実に伝わるよう必ず電話で連絡してください。
募集要項の連絡方法にメールが指定されている場合や、それまでの連絡をメールで行ってきた場合で、面接まで数日の余裕があるときは、メールで連絡しても構いません。
また、連絡の時間帯にも注意が必要です。
電話の場合は相手の業務時間内で、忙しい時間帯はなるべく避けましょう。
メールの場合は送信時間帯を特に気にしなくて良いので、なるべく早く送るようにしてください。
■転職エージェントやハローワーク経由の応募の場合は?
転職エージェントを利用している場合は、詳しい理由を添えて、なるべく早い段階で面接辞退の意思を担当のCAに伝えましょう。
CAから応募先企業に面接辞退の連絡を入れてくれます。
なぜ面接を辞退したいのかという理由を正直に伝えることによって、CAの転職希望者に対する理解が深まり、今後のサポートがより的確なものになります。
ただし、転職エージェント経由の場合は、選考が進めば進むほど、辞退は敬遠されます。
特に、最終面接まで進んでからの辞退や、面接直前でのドタキャンは、理由の如何によってはその後のサポートに悪影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。
転職エージェント経由の面接の辞退については、面接のドタキャンは絶対にダメ!を参考にしてください。
ハローワーク経由で応募した場合は、自分で応募先の企業に辞退の連絡を入れ、必要に応じて、ハローワークの担当者に辞退した旨を報告しましょう。
長くなりましたので、面接辞退の詳しい内容や例文については、面接を辞退したいときは ~後編~で説明します。
以上、『面接を辞退したいときは ~前編~』でした。
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