転職活動中は、何かと出費がかさみます。
その中でも、最も負担が大きい出費の一つが、面接時の交通費でしょう。
地方在住で東京や大阪などの都市圏での転職を希望している場合や、逆に地方でのIターン・Uターン転職を希望している場合など、居住地と異なる地域で転職活動をしている場合、遠方で行われる面接の交通費はバカになりません。
特に、退職して収入がない状態で転職活動をしている場合、金銭面での負担が増えると、不安や焦りも大きくなります。
では、このような場合、面接の交通費は支払われるのでしょうか。
■支給されるのが当り前の時代は終わった
基本的に、中途採用の面接では、交通費を支払わない企業がほとんどです。
バブル期には、採否に関係なくおつりがくるほどの交通費を支給していた企業が多くありましたが、そのような景気の良い企業は今時あまりありません。
「交通費を自腹で払ってでも、面接をしてもらいたい!」という姿勢で行くようにしましょう。
また、数は多くありませんが、中には面接の交通費が支給される企業もあります。
交通費が支給される場合、求人票に『面接交通費支給』の旨が記載されている場合がほとんどですので、求人票に交通費について何も書かれてないのなら、「支給されなくて当たり前、支給されたらラッキー」くらいの感覚で、基本的には自腹を覚悟しておきましょう。
また、交通費が支給される場合でも、支払方法や金額は企業によって異なります。
例えば、金額に関しては、実費を全額支給、実際の金額に関わらず一定額を支給、上限を決めて実費支給、二次面接以降は支給、最終面接のみ支給、採用された場合のみ支給など、企業によって様々です。
支払方法は、面接の帰りに手渡しされるか、後日銀行振り込まれます。
また、宿泊費は支給されない場合がほとんどです。
交通費が出るから採用の可能性が高いと考える人もいますが、決してそういうわけではありません。
交通費が出るのは、その企業が採用活動に積極的なだけです。
企業が交通費を支給する理由も様々で、高い採用コストをかけてより良い人材が欲しいという景気の良い優良企業もあれば、交通費を出さないと人が集まらないような企業もあります。
■交通費が出るかどうか、聞いてみてもいい?
基本的に、相手が何も言わないのに、自分から交通費について打診すると印象が悪くなる可能性が高いので、避けた方が良いでしょう。
どうしても交通費について尋ねたい場合は、「催促している」という印象を与えないように、言い回しを慎重に考え、失礼がないようにしてください。
交通費が支給される企業では、面接の日程の打診時に、事前に交通手段を聞かれることもあります。
電車やバス等、複数の交通手段があって迷っている場合は、この時に相談しましょう。
また、交通費が出るからといって、グリーン車やファーストクラスを使うような、常識の範疇を越えた経路を選択しないようにしましょう。
反対に、企業に気を遣って、あえて長距離高速バスなどの格安の交通手段にする必要もありません。
遠方のケースでは、時間に遅れないように、常識の範囲内で、信頼できる交通手段を選びましょう。
また、交通費支給についての話がない場合でも、もしかしたら支給されるかもしれないので、面接時は念のため、利用交通機関の領収書と、印鑑(受領印用)を持参しておくとよいでしょう。
企業から面接の交通費が支払われない場合に、交通費を最小限に抑える方法については、面接の交通費を浮かせる工夫をしようで説明します。
以上、『面接の交通費は支給してもらえるか?』でした。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます!
⇒『これで完璧!転職のすべて』
日本最大級の転職ノウハウサイト!
転職に役立つノウハウが全200コンテンツ以上!
転職成功へのロードマップはコチラから ▶▶
▼▼ 転職ならジョブチェン!の公式Twitter! クイズに答えて転職レベルをアップ! ▼▼
@TENSHOKU_KIZOKU からのツイートCopyright© 2012-2019 転職ならジョブチェン! All Rights Reserved.