冬場の面接では、コートやマフラー等の防寒具も必要になります。
面接時の基本の服装については、面接の身だしなみ ~男性編① 服装~、~女性編① 服装~で説明しましたが、冬場の面接に適した服装とはどのようなものでしょうか。
ここでは、コートやマフラー、手袋といった、冬場の服装の選び方について説明します。
■コート
コートは、基本的に面接会場の建物に入る前に脱ぐので、そこまでこだわる必要はありません。
しかし、面接会場の建物内では脱いだコートを腕にかけて持つことが多いので、面接官の目に触れるものです。
企業によっては、「コートはハンガーにかけてください」と言われる場合もありますし、面接終了後、会社から出る姿をチェックしている面接官もいるので、なるべくビジネスシーンに適したコートを着ていきましょう。
コートの色は、黒や紺、茶、グレー、ベージュなど、シックな色合いで、スーツや靴などの他のアイテムと合う色のものを選びましょう。
女性の場合、ビジネスシーンでも白や淡いピンク、ビビットカラーのコートを着ている人がいますが、面接ではあまり好ましくありません。
また、コートを畳んで持つときに、裏地も見えてしまいます。
表地はシックな色でも、裏地が派手な色のものもあるので注意してください。
コートの形は、カジュアルすぎなければそこまで気にしなくて構いませんが、なるべくシンプルなデザインのものを選びましょう。
キラキラと装飾が付いたものや、ファーがついたもの、柄ものはNGです。
通勤時のビジネスマンを見ていると、スーツにダウンコートやダッフルコート、ピーコート等を合わせている人も少なくありませんが、これらはビジネスシーンにはあまりふさわしくありません。
特に、ダウンコートやダッフルコートは、脱いで畳んで持っていても、カジュアルなデザインが丸見えですし、何よりかさばります。
ピーコートはデザインによってはスーツに合うものもありますが、丈が短くカジュアルな印象が強いものが多いので、避けた方が無難です。
男性・女性ともに、ビジネススタイルの定番といえばトレンチコートです。
転職後も使うものなので、ビジネス向けのコートを持っていないという人は、この機会にベーシックなトレンチコートを購入するのも良いでしょう。
トレンチコート以外にも、ステンカラーコートやチェスターフィールドコート(チェスターコート)などは、ビジネスシーンに適したコートと言えます。
それらしいコートを持っている場合は、わざわざ購入する必要はありません。
また、転職活動では、小さく畳むことも多いので、できるだけシワになりにくい素材で、かさばらないものを選ぶと良いでしょう。
■マフラー
マフラーもコートと同様に、基本的に面接会場の建物に入る前に取ってしまうので、そこまでこだわる必要はありません。
外したマフラーは、脱いだコートと一緒に手に持っても構いませんが、長く垂れて引きずってしまったり、落としてしまうことも多いので、カバンの中にしまっておくと良いでしょう。
そのため、マフラーはかさばらないものを選びましょう。
マフラーは、派手でない落ち着いた色合いのものであれば、どんな色でも構いません。
また、マフラーの繊維がスーツにびっしりと付いてしまった、ということも多いので、繊維がスーツに付かないような素材のものを選びましょう。
どうしてもマフラーの繊維がスーツに付いてしまう場合は、面接会場に到着する前にエチケットブラシでしっかり落としましょう。
■手袋
こちらも面接会場の建物に入る前に取ってしまうので、色・形共にそこまでこだわる必要はありません。
外した手袋は、カバンに仕舞っておくので、あまりかさばらないものを選びましょう。
たまに、手袋の代わりに軍手を使っている人がいますが、万が一見られたときにみっともないのでやめましょう。
以上、『冬場のアイテムにも注意』でした。
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