面接の身だしなみ　～女性編①　服装～

こちらは女性編です。
男性の方は面接の身だしなみ　～男性編①　服装～を参照してください。

ここでは、面接の身だしなみの基本を説明します。
オフィスカジュアルやクールビズで面接に来るように指定されている場合は、このページと併せて、「面接はオフィスカジュアルで」と言われたら？、夏場の面接でクールビズはOKか？を参考にしてください。

身だしなみで重要なのは、清潔感と誠実さが伝わる服装や髪形にすることです。
派手なものは避け、頭の先から足の先まできちんと気を配りましょう。各ポイントごとに注意点を説明していきます。

■服装

一般的な職業では、スーツを着用します。
インナーやストッキング、靴、時計、カバンに至るまで、身に着けるものはすべて、清潔感を意識してください。
一部のクリエイティブな職業を除いて、個性を出すのは避けた方が無難でしょう。

アパレル関係やデザイン関係などのクリエイティブな仕事の場合は、個性やセンスを試されることが多いので、「転職の面接用の服装」という枠に捕われず、自分らしさをアピールできるような服装で面接に臨んでください。

●スーツ
スーツは、黒や紺、グレー系の濃い色のものが好印象ですが、オーソドックスな色であれば構いません。

お兄ちゃん、見て見て！
ママがスーツ借してくれたの～♪　似合う？

うーん、その色ちょっと太って見えるかな。
というより、最近ちょっと太った？

…お兄ちゃん、ちょっと表出ようか？

チャコールグレー等の濃い色を選ぶと、シャープで知的な雰囲気になり、ベージュ等の薄い色を選ぶと、女性らしく柔らかい雰囲気になりますが、濃い色の方が一般的に顔映りが良くなります。
自分と応募先企業の雰囲気に合っていて、印象が良いと感じる色を選んでください。

派手なストライプや明るすぎる色のスーツは避けましょう。
ボタンのデザインは1つボタンから3つボタンのものまでありますが、こちらは好みでデザインを選んで構いません。

また、ボトムスは一般的にスカートの方が良いとされていますが、パンツでもスカートでも構いません。
パンツスーツがビシッと似合っている女性は、仕事がバリバリできる、実績あるキャリアウーマンのような印象になるので、営業職やキャリアアップの場合はパンツでも良いでしょう。

面接官が年配である場合はスカートの方が好まれる傾向があります。
事務職等でスカートの制服がある場合や、受付や秘書などの「女性らしさ」を求められる職業であればスカートの方が好印象になります。

まずは「自分に似合うもの」を前提として、希望の職種によってボトムスを使い分けましょう。

スカート丈は、立ったときにひざが隠れる程度で、椅子に座ったときにひざ上5cm以内になるようなものを選んでください。
極端なスリットが入ったものや、フレアスカートは避けてください。

また、パンツスーツでインナーをウエストインするときは、インナーがパンツからはみ出てくるのを防ぐため、ベルトを着けると良いでしょう。
女性の場合、ベルトループのついていないパンツもありますし、ループがあるものでも必ずしもベルトを着ける必要はありません。

ベルトは、カジュアルなものや派手すぎるものを避け、スーツやインナーの色に合うシンプルなベルトを選んでください。
スーツは、しわや汚れがないように、あらかじめクリーニングに出しておきましょう。

長くなってしまったので、インナーや靴等については面接の身だしなみ　～女性編②　服装～に続きます。

以上、『面接の身だしなみ　～女性編①　服装～』でした。