あなたの職務経歴書は受かる職務経歴書？　～前編～

受かる職務経歴書と受からない職務経歴書の違いはなんでしょうか。
ここでは、職務経歴書でチェックすべきポイントを説明します。
職務経歴書が完成したら、以下の13項目をチェックしてみましょう。

①枚数は多すぎないか？
職務経歴書の理想の枚数は？の中で説明したように、A4で1～2枚、多くても3枚までに収めましょう。

②体裁は整っているか？
同じ書類の中でフォントがバラバラだと見栄えが悪くなりますので、フォントは統一しましょう。
また、体言止めと用言止め、「です・ます調」と「だ・である調」が混ざらないよう、文末の表現も統一するようにしてください。
インデントがずれていないかも確認しておきましょう。

③日付や氏名を記入しているか？
応募先で履歴書と職務経歴書が別々になってしまったときに、誰の職務経歴書かわからなくなってしまうのを防ぐため、職務経歴書の右上の方に日付と名前を書いておきましょう。
日付は、履歴書と同じく、作成日ではなく提出日を入れておきます。

パソコンで作成する場合、氏名を含めすべてパソコンで作成する方法と、氏名のみ手書きにする方法があります。
字に自信がない人は氏名も含めてすべてパソコンで作成してもまったく問題ありません。

氏名のみ手書きする場合は、氏名の横に押印しておくとより正式な文書に近い、丁寧な職務経歴書になります。
氏名をパソコンで記入した場合は、押印も必要ありません。

また、職務経歴書が複数枚になった場合、すべてのページに氏名を記入する必要はなく、最初のページだけで構いません。
このとき、すべてのページに通し番号を入れておくようにしましょう。

④法人格を省略していないか？
記入内容は省略しないで説明したように、提出書類に記入する名称はすべて正式な表現で記入します。
特に職務経歴書でミスをしやすいのが、会社名の「株式会社」「有限会社」を「(株)」「(有)」と省略してしまうことです。
また、「株式会社○○」か「○○株式会社」か(いわゆる前株か後株か)にも注意しましょう。

⑤簡潔な文章になっているか？
職務経歴書では、より簡潔な文章が求められるため、主に箇条書きで作成します。
文章にする場合も、長文は避け、短く簡潔にまとめましょう。
また、職務経歴書では主人公があなたであるということは明白なので、「私は～」といった主語は必要ありません。

チェック項目⑥～⑬はあなたの職務経歴書は受かる職務経歴書？　～後編～に続きます。

以上、『あなたの職務経歴書は受かる職務経歴書？　～前編～』でした。