■職務経歴書は経歴を並べたものではない
職務経歴書を作成する際に、単にこれまでの経歴を並べただけの書類を作成する人がいますが、これは大きな間違いです。
それなら、履歴書の職歴欄で十分です。
職務経歴書には、単なる経歴だけではなく、
「自分が前職でどんなことをしてきたのか」
「どんな功績を挙げてきたのか」
「自分の仕事の成果とそこから得られたものは何か」
などを具体的に記入します。
受かる職務経歴書を作成するコツは、転職後の仕事に対して強みとなるような経験や成果、スキルはどのようなものかを意識して作成することです。
どんな業種・職種でも、これまでの経験と、希望する仕事に共通するスキルは必ずあります。
例えば、営業職から事務職への転職を希望する場合、「営業で売上を3倍にした」というアピールももちろん大事ですが、それに加えて「自分の売上報告書は見やすく正確で早いといつも上司に褒められていた」といった事務のスキルがわかる成果も一緒にアピールすることで、未経験でも事務職の適性があると示すことができます。
また、職務経歴書には、職務経歴以外にも、保有資格、得意分野・スキル、自己PR等を項立てて書くことも有効です。
ただし、職務経歴書自体が自己PR欄のようなものなので、履歴書の自己PR欄で十分アピールできたという人は、あえて職務経歴書の中に自己PR欄を設ける必要はありません。
自己PR欄があるテンプレートをダウンロードして使用している場合は、削除してしまっても構いません。
職務経歴書に自己PRを入れる場合は、自分の「経験」に対して「やりたいこと」「できること」を明確にすることが重要です。
履歴書の自己PR欄と全く同じ内容を記入するのでは意味がないどころか、マイナス評価に繋がります。
履歴書に記入した自己PRの内容と矛盾しないように注意して、少し違う観点からより詳しく書くようにしましょう。
受かる職務経歴書の作成についての具体的な説明は職務経歴書の作成手順で説明します。
以上、『受かる職務経歴書を作成するコツ』でした。
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