■職務経歴書の役割
履歴書がプロフィールを簡単にまとめた自己紹介のようなものであるのに対し、職務経歴書は、これまで自分がどのような仕事に携わってきて、どのようなスキルを身に付け、どのような成果を挙げてきたのかを具体的にアピールする大切な書類です。
履歴書にも「職歴」を書く欄がありますが、ここには通常、会社名と所属、入社・退社年月、さらに詳しく書くとしても退社理由と簡単な仕事内容までしか記入しません。
採用担当者は、応募者の職務遂行能力を判断する際、職歴に関しては履歴書よりも職務経歴書を参考にすることがほとんどです。
職務経歴書は書類選考での合否を決定する材料の一つといっても過言ではありません。
■大切なのは内容ではない!?
ここで重要なのが、「職務経歴書には決まったフォーマットがない」ということです。
まれに企業から書式が指定される場合がありますが、一般的には書式が自由なので、応募者の事務的なスキルやプレゼンテーションスキルの差がはっきりと出てしまいます。
言い換えれば、内容はさておき、「見やすくわかりやすい職務経歴書を作成できる」ということ自体が、一つのアピールポイントになるということです。
完成度の低い職務経歴書は、それだけで能力が低いとみなされ、中身を読んでもらえないこともあります。
どんなに立派な経歴でも、読まれなければ意味がありませんよね。
もちろん、内容をおろそかにしていいというわけではありません。
目を通してもらって初めて、中身が重要になってきます。
職務経歴書を作成する際に気を付けなければならないポイントは、シンプルでかつ見やすいレイアウトを心がけることです。
例えば、小説のように自分の職歴をすべて文章で表した職務経歴書より、「いつ・どこで・何をして・どんな成果を挙げたか」が箇条書きで列挙されている職務経歴書の方がわかりやすいですよね。
職種や転職の回数、携わってきたプロジェクト数などは人によって様々なので、一概に「職務経歴書はこのフォーマットが良い」というものはありません。
詳しくは、フォーマットはどのタイプにするか?で説明します。
最近では、インターネット上に様々なテンプレートがアップされていますが、ダウンロードしてそのまま使用するのではなく、自分の経歴に応じて、見やすくするための工夫をする必要があります。
まずは、ざっと目を通したときに伝えたいことがきちんと伝わるような書類作りを心がけましょう。
ポイントは、見る人の立場になって作成することです。
以上、『職務経歴書は様々なスキルの見せ所』でした。
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