■正当な理由のない希望は単なるワガママ
履歴書用紙には「本人希望欄」が設けられているものがあります。
この欄に記入した内容は「希望条件が満たされない場合は、採用に応じない」という意思表示になるので、むやみに記入するのは控えましょう。
「残業したくない」「休日出勤はできない」「給与は○万円以上ほしい」といったような、正当な理由のない条件は自分勝手で協調性がないと判断されてしまいます。
「現在就業中のため入社可能日が決まっている」
「勤務地が東京23区内でなければ就職する意思がない」
「介護が必要な親と同居しているので21時以降の残業はできない」
といった、就職に関してどうしても譲れない条件がある場合は理由とともに記入します。
その他の労働条件は、面接時や内定時に相談・交渉することになります。
希望職種については明記する必要があります。
その企業が他の職種でも求人を出していることがあるので、自分が応募する職種を明確にするという意味でも記入が必須です。
このとき、求人情報の募集要項に記載されている職種の名称をそのまま記入します。
同じ事務職でも、募集要項に「事務」と書かれている場合や「一般事務」と書かれている場合がありますので、必ず募集要項と同じ職種名を記入してください。
また、日中連絡がつきにくい場合は、この欄に比較的連絡がつきやすい時間帯や連絡方法なども書いておくと良いでしょう。
■具体的にどう書けばいい?
履歴書用紙には、本人希望欄があらかじめ項目分けされているものと、フリースペースになっているものがあります。
●あらかじめ項目分けされている場合
特に希望がない場合でも、空欄や「特になし」とはせず、各欄に以下のように記入します。
[希望職種] → 「一般事務」(求人情報の記載と同じ表現で記入)
[希望給与] → 「貴社規定に準じます」
[希望勤務時間] → 「貴社規定に準じます」
[希望勤務地] → 「貴社配属に従います」
[出社可能日] → 「平成○年○月○日より就業可能」(具体的な日付) または「即日就業可能」と記入
●フリースペースの場合
希望職種などを自分で項立てて記入します。
特に希望がない場合は、あえて色々な条件に触れる必要はありませんので、以下のように記入しましょう。
職種 : 一般事務(求人情報の記載と同じ表現で記入)
給与・勤務時間等 : 貴社規定に準じます
以上、『本人希望欄はテンプレート通りに』でした。
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