■印鑑を押す欄はないけど、押印すべき?
結論から言うと、履歴書用紙に押印欄があるなら必ず印鑑を押し、押印欄がなければ必要ありません。
平成9年に閣議決定された「押印見直しガイドライン」で、履歴書の押印は廃止されたため、最近は押印欄のある履歴書は少なくなってきました。
自分が選んだ履歴書が古いタイプの履歴書で、押印欄がある場合は、必ず印鑑を押しておきましょう。
押印欄があるのに押印していないと、押印忘れ=ケアレスミスだと思われて、正確な仕事ができないと判断されます。
また、「押印欄がなくてもとりあえず不安なので印鑑を押しておく」という人もいますが、印影が曲がったりかすれたりして、失敗の原因になりやすいので、押印欄がないものについては不必要な押印はしない方が無難です。
ごくまれに、企業が履歴書に対して押印を求めてくる場合があります。
その場合は、押印欄がない履歴書用紙であれば、名前の最後の文字に少しだけかかるように押印します。
■押印するときの注意点
印鑑を押すのは意外と難しく、履歴書で一番失敗しやすい場所なので、「履歴書を書く前に押印すること」が最も重要です。
時間をかけて丁寧に書き上げたのに、最後に押した印影が曲がってしまった、ということもよくあるので、履歴書を書き始める前にまず印鑑を押しましょう。
朱肉は乾きにくいので、時間をおいて完全に乾かしてから記入を始めましょう。
印鑑をきれいに押すにはいくつかコツがあります。
まず、使用する印鑑ですが、シャチハタ(スタンプ式の印鑑)やゴム印は絶対にNGです。
実印を押す人もいますが、認印でも構わないので、100円ショップで売っているような三文判で十分です。
ふちが欠けているものや、朱肉が溝に詰まって文字がつぶれたものは使わないようにしてください。
また、スタンプ台ではなく、朱肉を使用しましょう。
きれいに押印しようとして、朱肉をベッタリつけてしまうと、印影がつぶれてしまうことがあります。
朱肉は、軽く2~3回、トントンとつけるくらいで十分です。
適度な量の朱肉がつくよう、いらない紙で何度か試し押しをして確認しましょう。
印鑑は、机など硬いものの上ではきれいに押せません。
ゴム製の押印マットのような柔らかいものを下に敷いて押しましょう。
押印マットがなければ、マウスパッドやノート、雑誌などでも構いません。
また、ゴミやホコリがついていると印影が欠けてしまうので、ゴミやホコリがついていないか確認しましょう。
次に、上手な押印の方法を説明します。
紙に印鑑の印面をしっかり当てたら、真上からまっすぐに力を入れるのではなく、軽く「の」の字を書くように重心を移動させます。
印鑑の丸い枠をきれいに出すような感じをイメージしてください。
あまり力を入れすぎると印影がずれることがあるので、適度な力加減を心がけてください。
印影が曲がっていたり、欠けていたりした場合は、ケチらず新しい履歴書用紙でやり直してください。
二重に押すことは絶対にやめましょう。
以上、『印鑑は必要?』でした。
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