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細かいことは面接で


■限られたスペースで端的に伝える

文字の詰め込みとスカスカはどちらも悪印象の中で説明したとおり、伝えたいことがたくさんあるからと言って、履歴書の限られたスペースの中に詰め込みすぎるのは、かえってマイナスです。

本当の長所・短所は必要ない ~前編~志望動機には自身のエピソードを交えて ~①未経験の場合~志望動機には自身のエピソードを交えて ~②経験者の場合~の中でも説明しましたが、自己PRや志望動機、長所・短所には具体性を持たせる必要があります。

具体的に書こうとすると、どうしてもスペースが足りなくなってしまいます。
また、記入スペースに問題がなくても、履歴書に具体的なエピソードをすべて書いてしまうと、それを読んだ採用担当者がそれだけで納得して完結しまいますよね。

そこで、履歴書に記入する文章は、要点をまとめ、エピソード部分をコンパクトにすることで、大したことのないエピソードでも含みを持たせ、採用担当者に「どんなエピソードなのか詳細を聞きたい!」と思わせることが大切です。
こうして面接まで進めることができれば、履歴書では表せないあなたの良さを実際に会って伝えることができます。

ただし、コンパクトにしすぎて具体性が欠けてしまうと、魅力のない文章になってしまいます。
アピールしたいポイントを絞って、採用担当者の興味を引くようなキーワードを入れることで、「資格や経歴的には微妙なラインだけど、もうちょっと話を聞いてみたいから面接に呼んでみよう」と思わせることができます。


■提出書類はすべてコピーを

応募書類が完成したら、すべてコピーをとっておきましょう。
面接に進んだとき、面接官はあなたの応募書類を見ながら面接を行います。
履歴書・職務経歴書に書かれてあることについて質問された際、回答がこれらの書類に記入されているものと全然違っていたり、矛盾していたりすると大きな減点になりますので注意してください。

たくさんの企業に応募した場合、自分が何を書いたのかを忘れてしまうことがあります。
面接の前には応募書類のコピーに目を通し、記入内容をしっかり確認しましょう。
同時に複数の企業に応募する場合は、どの履歴書がどこの企業へ送ったものかがわからなくならないよう、コピーに提出先と提出年月日を記入しておくと安心です。

以上、『細かいことは面接で』でした。


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