■その資格、履歴書に書けるランク!?
資格欄の落とし穴 ~前編~の続きです。
資格の種類が履歴書に書けるものかどうかを確認したら、次にその資格のランクが履歴書に書けるランクかどうかが重要になります。
一般的には、英検や日商簿記などは2級以上、TOEICは600点以上であれば履歴書に書いてよいとされています。
ただし、例えば求人情報に「日商簿記3級以上」等と書かれてある場合は3級でも記入しておきましょう。
TOEICについては、英語を必要としない業種・職種では500点以上であれば記入しても構いません。
まずは自分の持っている資格が国家資格・公的資格・民間資格のどれに当てはまるか、履歴書に書けるランクかどうかを確認してください。
持っている資格の数によりますが、基本的に国家資格や公的資格はすべて記入し、民間資格はアピールになるもののみを記入します。
資格が少ない人は、多少関連度が低い資格でも、履歴書の見栄えが良くなる程度に記入しておくと良いでしょう。
資格が多い人は、取捨選択が必要になります。
基本的に、応募する業種・職種に関連する資格以外のものは、運転免許とパソコン関連の資格、外国語関連の資格程度にとどめておきましょう。
■書かない方が良い資格もある
武道に関する資格は、警備員や警察官などの特殊な職業以外は資格欄には記入しないでください。
書道、茶道等も同様です。
武道や書道等をアピールしたい場合は、資格欄ではなく特技欄に、初段以上のもののみ記入します。
また、古い資格についても注意が必要です。
語学系の資格はスキルダウンを防ぐために日々語学力を磨く必要がありますし、技術系・IT系の資格は技術の進歩に伴って常に新しい知識を吸収する必要があります。
これまで携わってきた業務の中でずっと生かしていた資格については、古いものでも記入して構いませんが、十年以上前に取得して今ではほとんど忘れてしまっているような資格は、思い切って書かないでおくか、今一度内容を勉強し直しておいた方が無難です。
でないと、資格の内容について面接の際に内容を突っ込まれて困ることもあります。
また、資格が失効している場合もあるので、昔取得した資格が現在も有効かどうか調べましょう。
資格の意外な落とし穴として、業務に関連のない資格を記入したことで、希望とは違う部署に配属されることもあります。
また、「簿記」「フードコーディネーター」「宅建」というように、一貫性のない資格を列記すると、資格マニアと受け取られることがあります。
このような場合、資格を取捨選択して記入し、一貫性を持たせることが一番良い方法ですが、新しいことに積極的にチャレンジする意思の表れだということを自己PRでアピールするのも一つの手です。
資格の書き方ひとつで印象は変わりますので、応募先企業と自分に合った資格の書き方を心がけましょう。
以上、『資格欄の落とし穴 ~後編~』でした。
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