■アルバイト歴は基本的に書かないが、書いた方が良い場合もある
基本的に、正社員や契約社員、派遣社員の経験はすべて履歴書に書く必要がありますが、パート・アルバイト経験は一般的に職歴に入らないとされているので、記入する必要はありません。
ただし、正社員の経験がない場合や、ブランクがある場合は書いておいた方が良いでしょう。
空白の期間があると、「何もしていなかったのか」と思われてしまうこともありますし、面接で「この期間は何をしていたの?」と聞かれることも多いので、最初から書いていた方が二度手間にならなくて良いという採用担当者もいます。
また、アルバイトでも社会保険に加入していた場合は記入しておいた方が無難です。
転職先で保険関係の手続きをする際に、以前加入していた際の勤務先がわかってしまう場合があり、職歴の記載がないと経歴詐称を疑われる可能性があります。
その他にも、アルバイトから正社員になった場合や、3ヶ月以上(できれば1年以上)の長期アルバイトで、その経験が転職後に生かせそうなものについては、アピール材料として職歴に書きましょう。
■アルバイト歴のとらえ方は人それぞれ
パート・アルバイト経験を職歴に含めるか含めないかは、人によってそれぞれ考え方があり、「これが正解」という書き方はありません。
アルバイト経験を履歴書に書いていたら「普通アルバイトは職歴に含まない」と指摘されることもありますし、書かずに空白にしていたら「何故書かなかったんだ」と言われることもあります。
また、非正規雇用の経験を職歴欄に記入する際は、かっこ書きで「アルバイト」「契約社員」と記入するなどして、雇用形態がはっきりわかるようにしてください。
派遣社員の場合は、派遣元となる派遣会社名と、派遣先がわかるように記入しましょう。
ただし、派遣会社との契約で、派遣先の情報を外部に漏らしてはいけない場合は、派遣先は業種・職種などのみを記入し、
「守秘義務のため詳細は明記できません」
という内容の注意書きをしておきましょう。
<アルバイト経験の記入例>
●アルバイト先が少ない場合
○年○月 株式会社○○○○入社(アルバイト)
○年○月 契約期間満了により退職
●アルバイト先が多く、省略したい場合
○年○月~○年○月 アルバイトとして数社に勤務
●アルバイトから正社員になった場合
○年○月 株式会社○○○○入社(アルバイト)
○年○月 正社員として登用
<派遣社員経験の記入例>
●派遣先が少ない場合
○年○月 株式会社○○○○(←派遣元の会社名)より
株式会社○○○(←派遣先の会社名)に派遣
○年○月 契約期間満了により退職
●派遣先が多い場合
○年○月 株式会社○○○○(←派遣元の会社名)に登録し、以下5社に派遣社員として勤務
株式会社○○、株式会社△△等 (←派遣先の会社名を列挙)
○年○月 契約期間満了により退職
以上、『アルバイトは職歴欄に書くべきか?』でした。
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