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転職に役立つ資格


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■資格は能力をはかる「ものさし」

採用担当者が、応募者を評価するポイントは、大きく分けると「人柄・意欲」「能力」「ビジネスマナー」です。

このうち、「人柄・意欲」と「ビジネスマナー」は、応募書類や電話の応対、面接でのやり取り等で判断することができますが、「能力」は外見や所作から判断することは困難です。

「能力」は、既に身に付けている「知識」や「スキル」だけでなく、「ポテンシャル」も含みますが、実際に仕事をさせてみるわけではないので、採用担当者は、これらの能力を類推するしかありません。

では、採用担当者は、何をもとに応募者の「能力」を見極めているのでしょうか?
それは、「経歴(経験)」「資格」です。

経歴や経験は、応募者の能力をはかる上で非常に重要ですが、会社の規模や業種、業務内容などにより大きく差があり、応募者の主観に頼った曖昧なものになりがちです。
しかし、資格は、第三者(国や民間団体等)が具体的な水準を設けて、その水準をクリアした場合に与えられるものなので、客観的で明確な基準になりうるものです。

例えば、一言で「経理の実務経験がある」と言っても、会計ソフトに数字を入力するだけだったのか、決算処理ができるのかで、レベルはまったく異なります。
しかし、日商簿記や税理士、公認会計士等、経理系の資格を持っていれば、どの程度の知識・能力を持っているかを具体的に把握することができます。

このように、能力を裏付ける証拠となるのが資格です。

また、業種・職種によっては、事業所に1人(または従業員何人につき1人)以上、有資格者がいなければいけないもの(必置資格)や、その資格を持つ人しか業務を行うことができないもの(業務独占資格)もあります。

前者は、管理美容師や危険物取扱者、食品衛生責任者など、後者は、医師や弁護士、美容師など、両方にあてはまるものには宅地建物取引士(旧名称:宅地建物取引主任者)などがあります。
こういった業種・職種の求人の場合、既にその資格を持っていると、転職活動を有利に進めることができます。

資格を取得して損することはありませんので、時間的、精神的に余裕がある場合は、資格の取得を視野に入れましょう。
応募先の業務に関連のない資格なら、履歴書に書かなければいいだけの話です。

ただし、未経験者は武器を持て ~後編~の中で述べたように、必ずしも資格が武器になるわけではないので注意しましょう。
資格だけでは、十分なキャリアがある人を相手にするのは困難です。

資格はあくまで、転職活動をスムーズに行うための1つの道具ですので、無理をして資格を取る必要はありません。
自分の学習スタイルで無理なく勉強しましょう。

効果的な学習方法は、この記事の下で説明します。


■転職に有利な資格って?

ここでは、比較的取得しやすく、転職に役立つ資格を紹介します。
ここで紹介する資格はほんの一例ですので、希望の職種や時間的余裕、取得難易度など、自分の状況に合わせて、役に立ちそうな資格を探してください。

●全般
・普通自動車第一種運転免許
・TOEIC
・マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

●IT系
・プロジェクトマネージャ
・ネットワークスペシャリスト
・基本情報技術者
・ITパスポート
・その他ベンダー系資格

●建築・不動産系
・宅地建物取引士(旧名称:宅地建物取引主任者)
・マンション管理士
・管理業務主任者
・建築士
・測量士
・土木施工管理技士
・CAD利用技術者試験

●飲食系
・調理師
・栄養士
・食品衛生管理者
・食品衛生責任者

●事務・会計系
・日商簿記検定
・公認会計士
・税理士
・社会保険労務士

●福祉系
・ホームヘルパー
・介護福祉士
・保育士

●その他
・ファイナンシャルプランナー(金融・保険系)
・中小企業診断士(営業・コンサル系)
・危険物取扱者(技術系)
・電気工事士(技術系)
・電気主任技術者(技術系)
・旅行業務取扱管理者(旅行系)
・販売士(小売・流通系)


■独学・スクール・通信講座、どれを選ぶ?

資格取得に向けた勉強方法には、大きく分けて次の3つがあります。

①独学
②資格スクール(通学講座)
③通信講座


それぞれメリット・デメリットがありますので、自分の置かれている状況や学習スタイルに合わせて選びましょう。

①の独学の最大のメリットは、自分のペース・スタイルで勉強が進められることです。
一発合格できるなら、本屋で参考書や問題集を買って独学で学ぶのが、金銭的には一番安く済む可能性が高いですが、合格できなかったときは、2回目の受験料もかかりますし、最新版の教材を買い直す必要があるので、結局一番高くつくというパターンもあります。

また、独学では、十分な勉強時間と努力が必要になりますし、資格の難易度やもともと持っている知識によっては、独学で取得すること自体が難しい場合もあります。
上で挙げた資格の例でも、ゼロからの独学でも数ヶ月で取得できるものもありますが、取得まで一般的に数年かかるような難易度の高い資格もあり、このような資格は独学ではかなり厳しいでしょう。

②のスクールのメリットは、講師から要点を絞った講義を受けることができ、疑問があればその場で質問できることです。
デメリットは、一般的に費用が高いことと、通学する必要があることです。

決められた時間に授業を受けるために、時間的拘束は発生しますが、長期的に見れば、資格取得までの時間は最短になります。
学習する環境が整っているので、金銭的に余裕のある人で、自宅ではなかなか勉強できないという人は、スクールでの勉強をおすすめします。

③の通信講座のメリットは、スクールよりも安価な費用で、スクールと同等レベルの教材を用いて効率的に学べることです。
多くの講座には、課題の添削やアドバイス、メールや電話での質問受付といったサポートがあるので、自分のペースで進めながらも、独学で学ぶよりも効率よく必要な知識を身に付けることができます。

費用も比較的安く、自分のペースで勉強を進められるので、転職活動の一環としての資格取得には、最も適した学習方法だと言えます。

資格の講座を取り扱うサイトには、次のようなものがあります。
どのサイトも無料で資料が貰えるので、気になる講座があれば、気軽に資料請求してみましょう。

LECの通信講座
資格関連書籍でおなじみの、LEC東京リーガルマインドの通信講座
ヒューマンアカデミー
全国23校舎、ビジネス、コンピュータ、語学、福祉など約540の講座を開講


以上、『転職に役立つ資格』でした。


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