■チェックしておきたいポイント
企業研究は必要? ~前編~で、企業研究の必要性について説明しました。
ここでは、具体的にチェックしておきたいポイントについてお話します。
●会社概要
ここでは、代表者、会社の規模、設立経緯、組織体制などをチェックします。
時々、何をしている会社なのかすら知らずに応募する人がいますが、必ずと言って良いほど不採用になっています。
また、会社の規模によってもアプローチの仕方は変わってきます。
地域密着の小さな企業で、「海外進出を目指します!」と言ってもまず採用されません。
●経営理念
経営理念は、その企業の価値観の根本となるものです。
採用後は、あなたもその理念の下で働くことになるので、ここでの乖離は致命的です。
経営理念は丸暗記しておいても損はありません。
●取扱商品(サービス)
その企業が取り扱っている商品やサービスについては、一通りチェックしておいてください。
特に、力を入れている商品や売れ筋の商品などは、その特徴なども把握しておきましょう。
また、余裕があれば、実際に店舗などに足を運んで、商品やサービスを利用してみるのもいいでしょう。
●採用情報
転職サイトや企業ホームページの採用情報には、「こんな人が働いています」といったメッセージとともに、活躍している社員の声が載せられている場合もあります。
この情報は、その企業が理想とする社員像を表していると考えて良いでしょう。
●顧客、市場
個人か法人か、男女、年代など、その企業の商品・サービスのターゲットが誰なのかきちんと把握しておきましょう。
●プレスリリース
ニュースリリースとも言いますが、その企業の最新の活動状況を知ることができます。
新商品の発表や組織変更、決算情報や不祥事に関するものまで、その企業に関するあらゆる情報を得ることができ、今後の経営戦略や方向性を知る上でも重要です。
●IR情報
IR情報とは、上場企業が投資家向けに出している情報のことで、業績や財務状況を把握することができます。
●競合他社とその企業の業界での位置づけ、その企業の強み・弱み
その企業は業界で何位ぐらいなのか?新参なのか?老舗なのか?など、業界内での位置づけを把握しておく必要があります。
また、面接では、競合他社が多数ある中でその会社を志望した理由を聞かれることもありますので、競合他社との差別化について調べておくとよいでしょう。
企業の強みや弱みからも言及できるので、これもチェックしておいてください。
チェックする項目が多いですが、面接まで時間がない場合でも、会社概要、経営理念、取扱商品(サービス)、市場くらいは頭に入れておきましょう。
他の項目は、頭の片隅に置いておくくらいでも構いません。
ただし、応募する職種に関係が深い項目はしっかりチェックしておきましょう。
以上、『企業研究は必要? ~後編~』でした。
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